【攻略】dポイントのおすすめ投資/運用方法を徹底解説!やり方や評判・口コミはどう?
ネット証券の発展によって、ポイントサービスと連携した投資サービスも近年多く展開されています。
その中でも人気が高いのが、NTT docomoのdポイントを使って投資できたり、投資することでdポイントで還元を受けたりできる「dポイント投資」です。
今回はこのdポイント投資について、サービスの種類やメリット・デメリット、実際の利用方法などをご紹介していきます。
- dポイント投資は、dポイントで投資したり、投資してdポイントの還元を受けたりできる投資サービス
- dポイント投資には、現在のところ「ポイント投資」「日興フロッギー」「THEO+docomo」がある
- 「ポイント投資」では、お金を使わずにdポイントだけで投資の体験ができる
- 「日興フロッギー」では、dポイントとお金を併用して国内株などに投資できる
- 「THEO+docomo」は、運用金額に応じてdポイントがもらえるロボアドバイザー
dポイントに関連した投資サービスでは、特に「THEO+docomo」が使いやすいです。
THEO+docomoは投資一任型のロボアドバイザーで、運用プランの作成から投資対象の買い付け、運用中のリバランスまでAIが代行してくれるので、投資の手間や知識が必要ありません。
またdポイントでの投資はできませんが、運用金額に応じて毎月dポイントが貯まっていきます。
口座開設は無料で出来るので、ぜひこの機会にTHEO+docomoで、AIにおまかせでの手軽な投資を始めましょう。
dポイント投資とは?
dポイント投資とは、NTTドコモが手がけるポイントサービス「dポイント」に関連した投資サービスのことで、dポイントを活用したい方には非常に有効なサービスだと言えます。
またdポイント投資には、現在以下の3種類があります。
dポイント投資の種類 | サービス概要 |
---|---|
ポイント投資 | ・dポイントで投資体験ができる ・上手く運用できるとdポイントが増える ・おまかせ運用とテーマ運用の2種類がある |
日興フロッギー | ・dポイントとお金を併用して株式などに投資できる ・記事を読むとdポイントが貯まる ・100円(100ポイント)から始められる |
THEO+docomo | ・プランの作成から運用までAIが代行するロボアドバイザー ・1万円から始められる ・運用金額に応じてdポイントが貯まる |
「ポイント投資」は、お金を一切使わずdポイントだけで投資体験ができる初心者向きのサービスです。
それに対して「日興フロッギー」と「THEO+docomo」は、お金を使う通常の投資サービスに、dポイントを使えたり貯めたりできるサービスが付与されたものです。
dポイント投資に挑戦する際はこれら3つの選択肢の中から、自身の投資技術や投資目的、資金状況などに合ったサービスを選びましょう。
もちろん複数のサービスを併用してもOKです。
dポイント投資のメリット
便利なポイント投資サービスであるdポイント投資には、次のようなメリットがあります。
- お金を使わずに投資体験ができる
- 運用をプロやAIに任せることができる
- dポイントの期限切れの心配がなくなる
- dポイントが貯まる
お金を使わずに投資体験ができる
「ポイント投資」では、以下のような仕組みで投資体験ができるようになっています。
- dポイントを運用ポイントに交換する
- 運用ポイントで様々な銘柄に投資する
- 運用ポイントを増やせたら、引き出してdポイントに戻す
このようにお金を使わずにdポイントのみで投資できるので、投資未経験者でもノーリスクで投資の仕組みを学ぶことができ、もちろんdポイントが増えればそれを普段のお買い物で使うことも可能です。
また「日興フロッギー」は、お金とdポイントを併用できる投資サービスであり、dポイントのみでも株式などを購入することができます。
運用をプロやAIに任せることができる
「ポイント投資」では、「おまかせ」と「テーマ」の2つのサービスを利用できるのですが、これらの投資先はいずれも投資信託やETFであり、投資先を決めるだけであとは投資のプロに分散投資を任せることができます。
またロボアドバイザーの「THEO+docomo」では、運用プランの提案から銘柄の買い付け、リバランスなどをAIが代行してくれます。
そのため、仕事が忙しくてなかなか投資をおこなう余裕がない方や、これまで自分で投資をして上手くいかなかった方でも、無理なく比較的安定した投資を楽しむことができます。
dポイントの期限切れの心配がなくなる
dポイントには有効期限が設けられていますが、「ポイント投資」で運用ポイントに換えるとその有効期限をストップできます。
また変換先の運用ポイントには、そもそも有効期限がありません。
さらに「日興フロッギー」でも株式などに投資してしまえば、dポイントの有効期限を止めることが可能です。
なおフロッギーについては「日興フロッギーの評判」の記事をご覧ください。
dポイントが貯まる
「日興フロッギー」では、株の紹介記事を読んだり、株の売買による還元を受けたりすることでdポイントを貯めることができます。
また「THEO+docomo」の場合は、運用資産額に応じてdポイントが毎月貯まっていきます。
なおTHEO+docomoでは、ドコモ回線を利用している方はもらえるポイントが1.5倍になります。
そのため、ドコモ回線を使っている方からの評判や口コミはとてもいいようです。
dポイント投資のデメリット
一方でdポイント投資には、次のようなデメリットもあります。
- 運用に失敗すればポイントが減る
- ポイントだけで投資すると、なかなかリターンが増えない
運用に失敗すればポイントが減る
dポイントでの投資でも運用が上手くいなければ、通常の投資と同様の仕組みでポイントが減ることになります。
なお、ポイントが減ったとしても、0ポイントを割り込んでマイナスの状態(借金の状態)になることはないので、その点は安心してください。
ポイントだけ投資すると、なかなかリターンが増えない
投資のパフォーマンスを上げるには、利回りを良くするだけでなく、原資を増やしていく必要があります。
しかし、例えば100万ポイントといったdポイントだけで大きな原資を用意すること、ひいてはdポイントによる投資だけで大きなリターンを得ることは至難の業です。
そのためまずはお金を使わず「ポイント投資」から始めたとしても、投資に慣れてきたら、dポイントとお金を併用できる「日興フロッギー」や、ロボアドバイザーの「THEO+docomo」への移行や並行利用も考えた方がよいでしょう。
dポイント投資のやり方
ここではdポイントに関連した3つのサービスの内、「日興フロッギー」と「THEO+docomo」について、より詳しく解説していきます。
日興フロッギー
サービス名 | 日興フロッギー |
運営会社 | SMBC日興証券 |
取扱銘柄 | 東京証券取引所上場の個別株・ETF・REIT |
最小取引金額 | 100円(dポイントなら100ポイント) |
取引コスト | スプレッド ・100万円以下の注文:買い手数料0円、売り手数料0.5% ・100万円超の注文:買い手数料・売り手数料とも1% |
公式サイト | 日興フロッギー公式サイト |
- 株の紹介記事を読みながら、気になる銘柄に投資できる
- dポイントでも投資できる
- 100円(dポイントなら100ポイント)から投資できる
- 様々な仕組みでdポイントが貯まる
日興フロッギーはSMBC日興証券が手がけている、情報メディアと取引機能が一体化した投資サービスです。
下の画像のように株の情報や投資ノウハウなどを紹介する様々な記事の中に、株などの購入リンクが埋め込まれており、気に入った銘柄があればその場で買い付けることができます。
また、記事を見ながら投資することで、投資初心者でも少しずつ知識と技術を蓄えていくことが可能です。
さらに日興フロッギーでは、dポイントを使って投資したり、以下のような方法でdポイントを貯めたりすることができます。
- 株式やETFなどに投資する(500円ごとに1ポイント還元)
- dポイントがもらえる対象記事を読む
- 期間限定のキャンペーンを利用する
投資の口座を持っていないという初心者の方は、ぜひ日興フロッギー公式サイトをチェックし、知識を身につけながら投資を始めてみましょう。
THEO+docomo
サービス名 | THEO+docomo(テオプラスドコモ) |
運営会社 | 株式会社お金のデザイン |
投資対象 | 海外ETF (最大30本以上の海外ETFに分散投資) |
最低投資金額 | 1万円 |
運用コスト | 預かり資産×年率1.1%(税込) 割引プログラムあり |
公式サイト | THEO+docomo公式サイト |
関連記事 | THEO+docomoの評判 |
- AIがユーザー一人ひとりに合った運用プランを提案してくれる
- 運用やリバランスもAIが代行してくれるので、手間や知識がいらない
- 海外ETFを通して世界86の国と地域、11,000 銘柄以上に分散投資できる
- サービス開始以降、安定した運用実績を残している
- 運用金額に応じてdポイントが貯まる
THEO+docomoは、株式会社お金のデザインが手がけている投資一任型ロボアドバイザーです。
年齢や収入などの簡単な質問に答えるだけで、投資家一人ひとりに合った以下の画像のような運用プランを提案してくれます。
また提案された運用プランを気に入って投資資金を預け入れたら、あとはそれを元に買い付けからリバランス、税金最適化まで、AIが代行してくれます。
AIというと本当に稼げるのか不安になる方もおられるかもしれませんが、THEO+docomoはサービス開始以降、リスク設定の異なるすべての運用プランにおいて平均年利でプラスのリターンを残しており、自分で運用する時間が取れない方には非常に使いやすいサービスです。
運用金額 | 1年間でもらえるdポイント (docomoユーザー以外) | 1年間でもらえるdポイント (docomoユーザーの場合/通常の1.5倍) |
---|---|---|
50万円 | 600ポイント (50ポイント×12ヶ月) | 900ポイント (75ポイント×12ヶ月) |
100万円 | 1,200ポイント | 1,800ポイント |
300万円 | 3,600ポイント | 5,400ポイント |
1,000万円 | 12,000ポイント | 18,000ポイント |
なおTHEO+docomoではdポイントでの投資はできませんが、運用金額に応じて(1万円で1ポイント/月)、以下のようにdポイントが毎月もらえます。
dポイント投資の始め方|日興フロッギー
それでは続いて日興フロッギーにおいて、実際にdポイントで投資するまでの流れを見ていきましょう。
- SMBC日興証券で口座を開設する
- dアカウントと連携する
- 口座に投資資金を入金する
- 記事から気になる銘柄を探す
- dポイントで投資する
STEP1:SMBC日興証券で口座を開設する
まずは日興フロッギー公式サイトにアクセスして、SMBC日興証券の証券総合口座(ダイレクトコース)の口座開設を申し込みます。
口座開設申し込みは、個人情報の入力と本人確認書類のアップロードの2ステップで手軽にできます。
また「スマホでかんたん顔認証」のを利用すれば、最短即日で口座開設が可能です。
STEP2:dアカウントと連携する
続いてSMBC日興証券の口座を開設できたら、日興フロッギーにログインしてdアカウントとの連携をおこないましょう。
最初にログインした際にdアカウント連携の画面が表示されるので、自身のdアカウントのIDを入力すれば連携が完了します。
なお、dアカウントをお持ちでない方は、無料で作成できるので別途作成しましょう。
STEP3:口座に投資資金を入金する
続いて日興フロッギー(SMBC日興証券)の口座に、投資資金を入金しましょう。
入金方法は、以下の3通りがあります。
- インターネット決済での入金
- 銀行振込での入金
- ATMでの入金
なおdポイントのみで投資する場合は、お金を口座に入れる必要はありません。
STEP4:記事から気になる銘柄を探す
投資できる状態が整ったら、日興フロッギーの記事を読んでその中から投資してみたい銘柄を探しましょう。
なお日興フロッギーには、記事または銘柄をお気に入り登録する機能があるので、一旦様々な記事に目を通して、後からまとめて気になった銘柄や記事を総チェックするのもよいでしょう。
STEP5:dポイントで投資する
投資する銘柄が決まったら、それに対してdポイントで投資しましょう。
投資する銘柄の「買う」ボタンをクリックすると、金額を入力する画面に遷移するので、「決済方法」でdポイントを選択し、使用するポイント数(購入金額)を入力してから注文を確定させましょう。
以上が日興フロッギーで、口座開設からdポイント投資をおこなうまでの一連の流れになります。
日興フロッギーは様々な記事を通して株の知識を身につけながら、dポイントでの投資も楽しめる優れたサービスなので、興味を持った方は公式サイトをチェックしておきましょう。
dポイント投資の始め方|THEO+docomo
次にTHEO+docomoについても、その使い方をご紹介します。
- 無料診断を受ける
- dアカウントを登録する
- 投資一任契約を申し込む
- 提携金融機関の口座を開設する
- 初期投資資金を入金する
STEP1:無料診断を受ける
まずはTHEO+docomo公式サイトにアクセスして、無料診断を受けましょう。
無料診断では、「年齢・年収・金融資産額・初期投資資金・毎月の積立額」の5つを入力するだけで、自分に合った運用プランを提案してもらえます。
なお、無料診断の結果に沿ったポートフォリオを作成してもらうには、無料のユーザー登録をおこなう必要があります。
STEP2:dアカウントを登録する
作成されたポートフォリオに納得できれば、口座開設手続きに進みます。
なお、THEO+docomoを利用するにはdアカウントの登録が必須です。
もしdアカウントをお持ちでない場合は、先にdアカウントを無料で作成しましょう。
STEP3:投資一任契約を申し込む
THEO+docomoではAIに運用を代行してもらうので、口座開設とは別に投資一任契約を結ぶ必要があります。
そこで口座をつくる前に契約書面等を確認して、当契約を申し込みましょう。
STEP4:提携金融機関の口座を開設する
続いて、いよいよ口座開設の申し込み手続きをおこないましょう。
THEO+docomoは株式会社お金のデザインが運営しているのですが、2021年7月末から証券口座を提携先のSMBC日興証券に移管しています。
そのためTHEO+docomoを利用するには、SMBC日興証券で口座を開設することになります。
なおSMBC日興証券の口座開設ページには、THEO+docomoの申し込みページから遷移できます。
またSMBC日興証券の口座開設申し込みは、先ほど日興フロッギーの始め方の中でも紹介した通り、個人情報の入力と本人確認書類のアップロードの2ステップで手軽にでき、最短即日で完了します。
STEP5:初期投資資金を入金する
口座開設が完了して利用可能な状態になったら、初期投資資金を入金しましょう。
THEO+docomoは1万円から運用を開始できます。
また、基本的な入金方法は以下の4通りです。
- クイック入金
- 銀行振込
- 積立設定による口座引き落とし
- 日興イージートレードからの振替入金
入金が口座に反映されると、その日の米国市場で自動的にETFの買い付けがおこなわれ、運用がスタートします。
以上がTHEO+docomoの利用方法です。
THEO+docomoはdポイントでの投資はできませんが、運用金額に応じて毎月dポイントをもらうことができます。
すでに安定した実績のある運用プランをAIにおまかせで運用できて、さらにdポイントも貯まっていく便利なサービスなので、自分で投資する時間が取れない方はTHEO+docomoの利用を検討してみてください。
dポイント投資のよくある質問
最後に、dポイント投資に関してよくある質問を3つご紹介します。
- docomoユーザーでなくても、dポイント投資は利用可能ですか?
- 期間・用途限定のdポイントで運用できますか?
- dポイントを現金に換金することはできますか?
docomoユーザーでなくても、dポイント投資は利用可能ですか?
docomoユーザーでなくても、dポイント投資は利用可能です。
なお利用の際は、無料で利用できるdアカウントを作成する必要があります。
期間・用途限定のdポイントで運用できますか?
「dポイント投資」では、期間・用途限定のdポイントを利用することはできません。
ただ「日興フロッギー」なら、それらのdポイントも利用可能です。
dポイントを現金に換金することはできますか?
「ポイント投資」では、dポイントや運用ポイントを現金化することはできません。
なお「日興フロッギー」なら、dポイントで投資してその投資先の銘柄を売却することによって、dポイントを現金化することも可能です。
ただ日興フロッギーでは取引コスト(スプレッド)がかかり、価格変動のない状態で即座に換金しようとすると取引コスト分だけ目減りすることになるので、単なる換金目的で利用することはあまり良くありません。
dポイント投資のまとめ
今回は、dポイント投資についてご紹介しました。
- dポイント投資は、dポイントで投資したり、投資してdポイントの還元を受けたりできる投資サービス
- dポイント投資には、「ポイント投資」「日興フロッギー」「THEO+docomo」がある
- 「ポイント投資」では、お金を使わずにdポイントだけで投資の体験ができる
- 「日興フロッギー」では、dポイントとお金を併用して国内株などに投資できる
- 「THEO+docomo」は、運用金額に応じてdポイントがもらえるロボアドバイザー
dポイントに関連した投資サービスには、「ポイント投資」「日興フロッギー」「THEO+docomo」の3種類があります。
これらの中から、自身の投資技術や目的、資金状況に合ったサービスを選びましょう。
なおdポイントだけで投資すると、お金を減らすリスクはなくても、なかなか大きなリターンは望めません。
そのためもし「ポイント投資」から始めたとしても、投資の経験を積むことができたら「日興フロッギー」か「THEO+docomo」で、お金を使った通常の投資、もしくはdポイントとお金を併用する投資にチャレンジすることも検討してみてください。
本記事にまつわる「使いやすいロボアドランキング」「使いやすいポイント投資」の記事もぜひご参照ください。