IPOに当たらない理由は?実際に当選確率を上げる方法/上げ方を紹介 [新規公開株]
投資の初心者でも利益を得やすいIPO投資は、幅広い投資家に人気があります。
IPO投資を行うためには、IPO取扱証券会社での抽選に参加する必要があります。
IPO株には申し込みが殺到するため、抽選に外れる人も続出します。
本記事では、IPO抽選に参加する上で知っておくべきIPOの仕組みや当選しない理由、当選確率を上げる方法を解説します。
IPO投資を始めたいという方は、まずLINE証券の公式サイトをチェックしておきましょう。
IPO主幹事実績の多い野村證券からの委託配分が期待できるため、当選確率アップが狙えます。
また、IPOの取り扱いを始めてまだ間もないので、他の口座数の多い証券会社に比べて競争率が低いことも期待できます。
ぜひ早めにLINE証券公式サイトをチェックしておきましょう。
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IPOに当たらない理由
IPOに申し込んでもなかなか当選しない、という方も多いのではないでしょうか。
IPOに当たらない理由は以下の4つが考えられます。
・人気のIPOほど当選確率が低い
・平等抽選ではない証券会社だけで申し込んでいる
・競争率の高い証券会社で申し込んでいる
・主幹事証券で申し込んでいない
順番に確認していきましょう。
人気のIPOほど当選確率が低い
IPOは、購入時の手数料が無料な上に、上場直後の初値の上昇率が高いことから幅広い投資家に人気があります。
それゆえ、市場で話題になるような銘柄であれば、個人・法人を問わずに多額の資金が集中します。
人気の銘柄の当選確率は1%を切ることも珍しくありません。
単純に投資家が買いたい、株価が上昇しそうだと思う銘柄ほど応募が殺到し、当選確率が低くなります。
平等抽選ではない証券会社だけで申し込んでいる
IPOの抽選方法はさまざまあり、完全な抽選ではなく店頭配分という証券会社の裁量でIPO株の配分を決めている証券会社もあります。
こうした証券会社では、他の商品の取引も頻繁に行なっているような顧客にIPO株が割り当てられる傾向にあるため、IPO株だけを申し込み続けていてもなかなか当選しません。
IPO株以外の取引にあまり興味がない場合は、店頭配分をメインで行なっている証券会社以外にも証券口座を保有するのが良いでしょう。
競争率の高い証券会社で申し込んでいる
同じIPO銘柄であっても、どの証券会社で申し込むかによって当選倍率は変動します。
例えば、100万人が口座を持っている証券会社と1万人が口座を持っている証券会社を比べるとどうでしょう。
証券会社としての信用力は一旦おいておいて、後者の証券会社の方が当選しやすそうだと思うのではないでしょうか。
口座数の多い証券会社は投資家に人気があるため、口座を開設するメリットも多いですが、IPOの当選確率という点のみを見るとデメリットとなります。
主幹事証券で申し込んでいない
上場している株式ではどの証券会社であっても取引できる条件などは変わりません。
しかし、IPO株は取引できる証券会社が制限されます。
企業が上場するまでのサポート業務を中心的に担うのが「主幹事証券会社」で、当然この主幹事証券会社にIPO株も一番多く配分されます。
多い時だと主幹事証券に80%以上もの株式を割り当てられるため、主幹事を務める証券会社でIPOを申し込まないとなかなか当選確率は上がりません。
また、主幹事証券からIPO株の販売を委託された「委託幹事」もIPO株の取扱証券会社となることができます。
IPOを申し込む際には、「主幹事」と「委託幹事」を確認するようにしましょう。
当選しやすいと言われているLINE証券で、ぜひ公式サイトをチェックしておきましょう。
IPOの当選確率の上げる方法
それでは、IPOの当選確率を上げる方法を以下で解説します。
複数の証券会社で口座開設をする
まず基本的なことが、複数の証券会社で口座を保有することです。
IPOを狙うのであれば4〜5社程度は証券会社の口座を保有しておいて良いでしょう。
応募の回数を増やすことで、当然当選の確率を上げることができます。
また、IPOによって主幹事証券会社は異なるため、複数の証券口座を持っておくと自分の取引証券が主幹事を担う確率も高まります。
複数の証券会社でIPOを申し込む際は、どの証券会社で何の銘柄をどのくらい申し込んでいるかをきちんと把握しておくことが重要です。
証券会社独自のサービスを利用する
証券会社によっては、IPOについての独自サービスを展開している会社もあります。
IPOの当選確率を上げたいのであれば、このような優遇サービスを利用するのも良いでしょう。
たとえば、SBI証券の「IPOチャレンジポイント」というサービスでは、IPO抽選に落選するたびにIPOチャレンジポイントが加算されていきます。
このIPOチャレンジポイントが貯まったところで、別のIPOの抽選に応募すると、使用したポイント数に応じて当選確率が高くなる仕組みです。
このような仕組みを使えば、普段からコツコツとIPO抽選に参加してポイントを貯めておくことで、どうしても当選したいIPOが出てきた時に少し有利に応募することができます。
完全抽選方式の証券会社を狙う
店頭配分や優遇抽選を行なっている証券会社だと、どうしても資金量の多い法人顧客や普段から頻繁に証券会社を利用している投資家の方が有利になってしまいます。
「この投資家にIPOをあげたい」という証券会社の意思が少なからず反映されるためです。
そのため、個人投資家がIPO当選を狙うのであれば完全抽選方式の証券会社を狙うというのも選択肢に入ります。
完全抽選であれば、申し込み口数に関係なく抽選参加の権利を得られるためです。
ネット証券での申込みや、総合証券(対面証券)のインターネット窓口からの申し込みだと完全抽選で行われる可能性が高いので、自分の利用している証券会社の抽選方式をよく確認するようにしましょう。
主幹事実績が多い証券会社の口座を保有する
IPOの配分数は証券会社によって異なります。
主幹事証券と呼ばれる証券会社への割り当て数が圧倒的に多く、新しく売り出す株の8〜9割を引き受けることも珍しくありません。
主幹事証券でIPOを申し込むのが当選に近づく方法ですが、そのためには過去に主幹事実績の多い証券会社の公式サイトをチェックしておきましょう。
新興証券会社で口座開設を行う
抽選は当然ながら応募者が増えるほど当選確率は下がります。
応募者数を先に確認することは難しいですが、口座数は一つの目安となるでしょう。
まだ口座数の少ない新興証券会社から申し込みを行うことで、競争率が低くなる可能性があります。
IPOの主幹事実績が多い証券会社は人気があるため、当然競争倍率が高くなります。
証券会社への割り当て株数が少なかったとしても、IPOへの応募者数が少なければ運良く当選できるかもしれません。
IPO取り扱い始めてまだ日が浅いLINE証券公式サイトをチェックして、IPOに挑戦してみてください。
IPO株への投資方法については「IPO株の買い方」の記事で詳しく解説しておりますので是非あわせてチェックしておきましょう。
IPO投資のおすすめ証券会社
IPO投資に使いやすい証券会社を紹介します。
IPOの当選確率を上げる一番簡単な方法が、複数の証券会社で口座を保有することです。
以下の使いやすい証券会社の口座はなるべくたくさん開設しておくと良いでしょう。
LINE証券
証券会社 | LINE証券 |
配分・抽選ルール | 機械的な方法でランダムに抽選 |
前受金 | 現金残高の確認はあるが、資金の拘束はなし |
NISAでのIPO株取引 | 不可 |
特徴 | ・2021年5月末にIPOサービス開始 ・IPO銘柄の取扱開始のお知らせや手続きなどをLINEで通知 |
口座開設 | LINE証券の公式サイト |
関連記事 | LINE証券の評判 |
LINE証券は、スマホで簡単にIPOが申し込める人気の証券会社です。
2021年5月末にIPOの取扱を始めたこともあり、まだ実績は少ないですがその分IPOの競争率も他社に比べると低いと予想されます。
LINEでIPO銘柄の通知を行なってくれるのも、普段仕事などで忙しいという方には使いやすいサービスです。
口座数が増えるにつれてIPOの申し込み倍率も高くなるので、ぜひ早めにLINE証券公式サイトをチェックしておきましょう。
SBI証券
証券会社 | SBI証券 |
配分・抽選ルール | 配分割合の目安: 抽選→60% IPOチャレンジポイントによる優遇配分→30% 裁量配分→10% |
前受金 | 必要(ブックビルディング後の公募価格決定時及び抽選・配分時に買付余力を確認) |
NISAでのIPO株取引 | 可能 |
特徴 | ・IPOチャレンジポイント ・2019年度のIPOのうち、約94%の銘柄を取扱 |
口座開設 | SBI証券の公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
SBI証券は、IPOの取扱銘柄数が非常に多い証券会社です。
2019年度の取扱銘柄数は86社とダントツとなっています。
また、IPOチャレンジポイントを利用することで、抽選・配分に外れたとしても次回以降のIPO申し込み時に当選しやすくなるというサービスがあります。
IPOの取扱数の多い証券会社で口座を開いておくと、当選確率を上げることができます。
SBI証券にまだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に公式サイトをチェックしておきましょう。
\ 国内株式個人取引シェアNo.1 /
PayPay証券
証券会社 | PayPay証券 |
配分・抽選ルール | 抽選により配分先を決定 |
前受金 | 必要(ブックビルディングの際に購入希望金額以上の入金が必要) |
NISAでのIPO株取引 | 不可 |
特徴 | ・「誰でもIPO!」で1株〜IPOの申し込みが可能 ・申し込み・当選数量の上限は100株 |
PayPay証券の口座開設 | PayPay証券の公式サイト |
評判記事 | PayPay証券の評判 |
PayPay証券では、「誰でもIPO!」サービスを利用することで、1株〜でもIPO抽選に参加することができます。
申し込み数量・当選数量ともに上限が100株となっているため、多くの数量の当選は望めませんが、その分幅広い投資家に当選の機会が与えられています。
少額の資金からIPO抽選に参加してみたいという方は、PayPay証券公式サイトをチェックしておきましょう。
松井証券
証券会社 | 松井証券 |
配分・抽選ルール | 割り当て数の70%以上が抽選による配分 |
前受金 | 不要(ブックビルディング後の購入申し込み締め切り時点で買付余力のある顧客を対象として抽選実施) |
NISAでのIPO株取引 | 可能 |
特徴 | ・公募・売出し価格以上で需要申告をした顧客を対象として抽選実施 ・NISA・ジュニアNISA、未成年口座での購入申し込みが可能 |
口座開設 | 松井証券の公式サイト |
関連記事 | 松井証券の評判 |
松井証券では、NISA口座・ジュニアNISA口座、未成年口座でのIPO株申し込みが可能です。
NISAやジュニアNISA口座で買付を行った場合、売却時の手数料も無料となるため、コストを抑えてIPO投資が行えます。
また、さまざまな口座でIPOの申し込みができるため、当選確率をなるべく上げたいという方にも使いやすいです。
松井証券の口座をお持ちでない方は、ぜひ公式サイトをチェックしておきましょう。
マネックス証券
証券会社 | マネックス証券 |
配分・抽選ルール | 抽選配分 |
前受金 | 残高確認後にブックビルディング参加 |
NISAでのIPO株取引 | 可能(抽選申し込み時に課税口座、非課税口座の優先順位を選択) |
特徴 | ・IPO抽選は完全平等 ・IPO引き受け銘柄件数は業界上位、主幹事案件実績もあり |
口座開設 | マネックス証券の公式サイト |
関連記事 | マネックス証券の評判 |
マネックス証券の特徴は、IPO抽選がほぼ100%平等に行われる点です。
取引実績に応じて抽選結果に差が出るわけではないので、初めてIPO投資に挑戦したいと考える人にも使いやすい証券会社です。
2018年度のIPO引き受け件数実績は全証券会社でトップ5と、引き受け件数の実績もしっかりある証券会社です。
マネックス証券でのIPO取引を始めたいという方は、ぜひ公式サイトをチェックしておきましょう。
IPOの種類
IPOの抽選・配分方法は証券会社によって異なります。
配分方法の種類を確認しておきましょう。
- 店頭配分
- 優遇抽選方式
- 完全平等抽選
店頭配分
店頭配分とは、証券会社の裁量でIPO株を購入希望している投資家に振り分けることです。
いわゆるお得意様と呼ばれるような取引の多い顧客に振り分けたり、損失を出している顧客に配分したりすることで、主に顧客との関係構築の手段として配分されます。
「総合証券会社」と呼ばれるような、営業担当者がそれぞれの顧客を担当する店舗型の証券会社では、店頭配分の割合が高くなります。
優遇抽選方式
優遇抽選方式は、証券会社が自社の口座を持つ顧客に抽選が当たりやすくなるような優遇条件を設けて抽選を行う配分方式です。
例えば、自社の取引金額や取引頻度に応じて当選確率をアップさせる、などの方法があります。
店頭配分ほど証券会社の意思が当選結果に配分されるわけではありませんが、普段から自社の口座を利用している顧客を優遇するための方法です。
完全平等抽選
完全平等抽選とは、IPO株に応募を行った全ての投資家に応募権利を付与して抽選を行う方式です。
申し込み口数にかかわらず、1人の投資家に一つの抽選権が付与されます。
そのため、資金量が少ない個人投資家も他の投資家と同じ条件で抽選を受けられるというメリットがあります。
一方、自分がよく使っている証券会社だとしても、特に何の恩恵も得られないというデメリットもあります。
そのため、連続してIPOに当選することもあれば、何度応募しても全く当選しないということもあります。
なお、IPOで当選したいとお考えの方は口座数が少ないために当選しやすいというLINE証券の公式サイトをチェックしておきましょう。
IPOの当選確率でよくある質問
IPOの当選確率についてよくある質問を以下にまとめました。
IPO投資の参考にしてみてください。
必要資金はいつ入金する必要がある?
入金の必要タイミングは証券会社によって異なります。
買付のための必要資金を、前受金として申し込みの段階で必要とする証券会社もあります。
これは、当選後に資金がなくてキャンセルとなってしまうのを防ぐためです。
前受金として資金の拘束が必要な証券会社では、IPOの抽選申し込み後はその分の資金は引き出せなくなります。
別のIPO銘柄に申し込む際はその分の資金も新たに入金する必要があります。
また、当選が確定するまで入金は必要ないという証券会社もあります。
資金が拘束されるタイミングや期間も証券会社ごとに異なるため、条件をよく確認してから申し込むようにしましょう。
「仮条件」とは何のこと?
IPOでの売出し価格が決まる前の、仮の条件のことです。
各証券会社が上場する企業の事業内容や経営状況を同業他社の株価と比較しながら、仮の条件を算出します。
この仮条件をもとに、投資家に需要の調査を行った上で公開価格(売出し価格)が決定されます。
仮条件→需要確認→公開価格決定の流れで発行価格が決まる方式のことを、「ブックビルディング方式」と呼びます。
NISA口座でIPO投資はできる?
証券会社によってNISA口座を使えるかどうかが異なるので、それぞれの証券会社のルールをよく確認するようにしましょう。
IPO投資は、うまくいけば短期間で大きく利益を狙える投資なので、売却益を非課税で受け取れるNISA口座との相性が良いです。
ただ、NISA口座は一つの金融機関でしか開設できないことや、投資枠に上限がある点などの留意点もあるので、よく確認してから投資を行うようにしましょう。
なお、NISAについては「NISAの始め方」で詳しく解説していますので、是非チェックしておきましょう。
IPO投資の当選確率まとめ
本記事ではIPO投資の当選確率について解説しました。
IPOの当選確率を上げるために一番簡単な方法は、複数の証券口座を保有することです。
IPOの情報が出てから口座開設を行うと、口座開設申し込みが殺到して手続きに時間がかかり、結果IPO抽選に参加できないということもあります。
IPO抽選に参加する可能性が少しでもある証券会社には、事前に口座を開設しておくと良いです。
まだ口座を持っていない人はぜひLINE証券公式サイトをチェックしておきましょう。
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