ベトナム株投資におすすめな証券会社を比較!買い方や今後の見通しを解説
「ベトナム株はどこで取引できる?」「使いやすい証券会社を知りたい!」
ベトナム株の購入先がわからない方や、どこの証券会社で取引できるか知りたい方が多いはずです。
日本の証券会社で取引することは可能ですが、ベトナム株を取り扱う証券会社は決して多くありません。
証券会社ごとに手数料や取り扱い銘柄が異なるので、比較したうえで選ぶことが重要です。
そこで、この記事では、ベトナム株の取引に使いやすい証券会社を紹介します。
さらに、ベトナム株の今後の見通しや将来性も解説するので、ぜひ参考にしてください。
- ベトナム株は日本の証券会社でも取引できる
- 日本の高度経済成長期のように活気がある
- 人口は1億人を超え今後も増加が予想される
- 自由貿易の拡大による経済成長が期待される
- ベトナム株の取引を行うならSBI証券が使いやすい
ベトナム株に投資するなら、約320銘柄を取り扱うSBI証券を検討しましょう。
数多くの銘柄を取り扱っているため、成長が期待できる企業を見極めて投資することが可能です。
さらに、外国株式の特定口座に対応しており、煩雑な計算や確定申告をスムーズに済ませられるでしょう。
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ベトナム株の特徴
ベトナム株の特徴は、以下の3つです。
- ベトナムの株式市場はベトナム証券取引所のみ
- 取引時間は日本と2時間の時差がある
- 日本でも取引可能な証券会社がある
ベトナム株の特徴について、詳しく見ていきましょう。
ベトナムの株式市場はベトナム証券取引所のみ
ベトナムの株式市場は、ベトナム証券取引所のみとなっています。
元々は「ホーチミン証券取引所」と「ハノイ証券取引所」の2種類に分かれていましたが、2021年12月に統合され、ベトナム証券取引所となりました。
ベトナム証券取引所には700を超える企業が上場していますが、2000企業以上が上場する東京証券取引所に比べると、まだまだ伸び代があると考えられます。
取引時間は日本と2時間の時差がある
取引所間は東京証券取引所とほとんど差がありません。
しかし、差がないのは現地時間であって、日本との時差が2時間ほどあることを理解しておく必要があります。
証券取引所 | 取引時間 |
---|---|
東京証券取引所 | 前場:9時~11時30分 後場:12時30分~15時 |
ベトナム証券取引所 | 前場:9時~11時30分(日本時間:11時~13時30分) 後場:13時~14時45分(日本時間:15時~16時45分) |
日本でも取引可能な証券会社がある
ベトナム株の取引は、日本の証券会社でも取り扱いがあります。
ですが、取引できる証券会社は少なく、以下の5つです。
ベトナムの証券会社で取引する方法もありますが、日本語に対応しておらず、操作や情報収集が簡単ではありません。
手軽に取引を始めるなら、日本の証券会社を利用するとよいでしょう。
なかでも、320種類のベトナム株に対応しているSBI証券は、初心者から上級者まで使いやすいので、この機会に公式サイトを確認しておきましょう。
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ベトナム株のメリット
ベトナム株には、以下3つのメリットがあります。
- 日本の高度経済成長期のように活気に満ちている
- 人口1億人を超え若年層が多い
- 中国に代わる生産拠点として人気がある
各メリットについて、詳しく見ていきましょう。
日本の高度経済成長期のように活気に満ちている
ベトナムの1人あたりのGDPは、2020年時点で2,785.72米ドルとなっています。
これは、日本の高度経済成長期と同じ水準で、今後さらなる上昇が期待できるでしょう。
日本では高度経済成長期の終盤(1970年台末)から日経平均株価が一気に上昇。
1970年末ごろは2,000円ほどだった日経平均株価は、20年で約40,000円まで上昇しました。
20年で約20倍の成長を遂げた日経平均株価のように、ベトナム株も経済成長に合わせた急上昇が期待されています。
人口1億人を超え若年層が多い
人口増加の観点からも、ベトナム株は大きな注目を浴びています。
2022年時点で人口が1億人を超えており、出生率は2.05で人口増加が続いている国です。
2050年には1億1,000万人を超えると予想され、右肩上がりに伸びていくでしょう。
平均年齢はなんと31歳。
日本の平均年齢48.9歳に比べると、非常に若年層が多く、経済活動が活発に行われていると考えられます。
人口の伸びや平均年齢を踏まえると、今後も伸び代がある投資先の1つとして前向きに検討できるでしょう。
中国に代わる生産拠点として人気がある
これまで世界中の大企業は、生産拠点の1つとして人件費が安い中国を選んでいました。
ですが、中国の経済発展とともに人件費が徐々に上昇。
新たな生産拠点に適さない状況となってしまいました。
そこで注目を集めているのがベトナムです。
ベトナムの人件費は、中国の3分の1ほどしかかからず、アジア諸国のタイやインドよりも低くなっています。
この人件費の安さが海外企業の参入を招き、新たな拠点として活用する企業が増えているのです。
さらに、ベトナムでは10年間の義務教育が実施され、自然科学やデジタル化を推進するなど教育に力を入れています。
基礎教育と人件費の安さに注目する企業が増え、生産拠点として検討されるようになりました。
今後も多くの企業が参入すると予想されるため、投資価値が高いと考えられるでしょう。
ベトナム株取引を検討されている方は、ネット証券口座開設数No.1のSBI証券の公式サイトをチェックしておきましょう。
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ベトナム株のデメリット
ベトナム株のデメリットをまとめると、以下の2つです。
- 情報収集が難しい
- 手数料が高い
それぞれ詳しく確認していきましょう。
情報収集が難しい
ベトナム株の情報は、証券会社から仕入れるしかありません。
日本株であればインターネットやTwitter、書籍などで情報収集できますが、ベトナム株の場合はこのような方法で情報を仕入れるのは難しいでしょう。
ベトナムの経済事情やニュースはベトナム語で書かれており、日本語での情報収集は難しいのです。
株取引において利益を増やし続けるには、最新情報の入手が欠かせません。
ベトナム株への投資では、情報収集でやや不利になることを理解しておきましょう。
手数料が高い
ベトナム株の手数料は証券会社によって異なりますが、1.65〜2.2%ほどかかります。
これは、日本株や米国株に比べて高く、比較すると以下の通りです。
手数料 | ベトナム株 | 日本株 | 米国株 |
---|---|---|---|
取引手数料 | 約定代金×1.65〜2.2% | 110円(20万円までの約定) | 約定代金の0.495% |
最低手数料 | 5,500円 | 0円(約定代金10万円まで) | 0円(約定代金2.22米ドルまで) |
あくまで目安の手数料ですが、最低手数料も大きな負担になります。
手数料を考慮すると、取引回数をなるべく減らすなどの工夫が必要です。
ベトナム株の今後の見通し/将来性
ベトナム株の今後の見通し/将来性をまとめると、以下の2つです。
- 30年先まで人口増加が予想される
- 自由貿易の拡大も経済成長の要因として期待
1つずつ詳しく見ていきましょう。
30年先まで人口増加が予想される
総務省統計局が発表した「世界の統計 2019」によると、ベトナムの人口は以下のように推移すると予想されます。
年次 | 人口 |
---|---|
2020年 | 9,836万人 |
2030年 | 1億628万4,000人 |
2050年 | 1億1,463万人 |
穏やかではありますが、今後30年に渡って人口が増加していくと考えられ、継続的な経済成長が期待されています。
さらに、2050年の中位年齢は42歳と予想され、2020年の日本の中位年齢48.7歳よりもはるかに低いのです。
中位年齢の低さは生産人口の高さを示しており、経済活動が活発さにつながるでしょう。
自由貿易の拡大も経済成長の要因として期待
若い労働力を多く抱えるベトナムは、自由貿易の拡大に力を入れています。
国家主導で輸出産業の拡大を目標に掲げ、貿易立国を目指しているのです。
世界各国が中国に拠点を配置するなか、中国に設置した工場に加えて、第三国にも工場を設置する動き「チャイナ・プラスワン」が強まっています。
その中で、中国との地理関係でベトナムが候補として優位になっているのです。
パナソニックがタイからベトナムに工場を移管するなど、人件費が高まる他のASEAN諸国から、拠点を動かす大企業が増加傾向にあります。
このように、自由貿易の拡大により、さらなる経済成長が期待できるでしょう。
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ベトナム株投資におすすめの証券会社
ベトナム株投資に使いやすいのは、以下3つの証券会社です。
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
SBI証券
SBI証券は、2013年よりASEAN株取引を開始し、ベトナム株も対象となりました。
インターネットもしくは電話に加え、スマートフォンアプリも利用できるので、場所を選ばず手軽に注文することが可能です。
更に、SBI証券は、ベトナム株の取り扱い銘柄が多く、その数なんと320種類。
これは今回紹介する証券会社の中で一番多く、多くの銘柄を吟味することができるので、成長が期待できる企業を見極めて、適切に投資できるでしょう。
また、外国株式の特定口座に対応しており、煩雑な計算作業をせずに確定申告を簡単に済ませられます。
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楽天証券
楽天証券ではETF(上場投資信託)としてベトナム株に投資することが可能です。
投資信託以外ではベトナム株を購入できないので注意しましょう。
銘柄数は委託する運用会社によって異なるため、委託する前に確認しておくことが重要です。
ベトナム株の運用会社の中で、人気が高いのは以下の3社になります。
- 三井住友DSアセットマネジメント
- 大和アセットマネジメント
- SBIアセットマネジメント
基本的に手数料は発生しませんが、金融商品仲介業者(IFA)を利用する場合は手数料がかかります。
仲介業者ごとに手数料は異なるので、事前に確認しておきましょう。
アイザワ証券
銘柄数 | 283 |
対面取引手数料 | 約定代金の2.20% |
ブルートレード手数料 | インターネット・モバイル発注:約定代金の1.65% コールセンター発注:1.98% コンサルネット発注:2.20% |
詳細 | 公式サイト |
アイザワ証券は、ベトナム株の銘柄が豊富に用意されています。
現時点で取り扱いがない銘柄も、問い合わせで取り扱いを検討してくれる柔軟性が魅力の1つです。
注文方法によって手数料が異なるので、もっとも安いインターネット・モバイル発注が使いやすいです。
アイザワ証券は、ベトナムに現地子会社を設置するなど、ベトナム株にかなり注力している証券会社の1つです。
決済は円貨決済と外貨決済のどちらかを選択することができるので、自分に合った方法を選択しましょう。
ベトナム株に投資する際の注意点
ベトナム株に投資する際の注意点は、以下の3つです。
- 為替によるリスクがある
- 最低取引手数料が高い
- ベトナムの営業日でも取引できない場合がある
1つずつ詳しく見ていきましょう。
為替によるリスクがある
ベトナムは毎年3〜4%ほどのインフレ率で物価が上昇し、通貨の価値が下がります。
そのため、自国の通貨が弱くなるよう為替レート交換比率の引き下げを実施しているのです。
ベトナムの通貨であるベトナムドンは価値が下落。
ベトナム株の配当に影響を及ぼし、利回りが悪くなってしまいます。
通貨の為替レート引き下げなどが起こると、ベトナム株の配当に影響することを理解しておきましょう。
最低取引手数料が高い
日本の証券会社でベトナム株を購入する場合、最低取引手数料は5,500〜6,000円ほどかかります。
そのため、少額だけ購入しても5,500円ほどの手数料がかかり、場合によっては損してしまうことも。
最低手数料を踏まえて、少額での購入は避けた方が無難でしょう。
ベトナムの営業日でも取引できない場合がある
ベトナムの営業日であっても、ゴールデンウィークや年末年始などで日本の証券会社が営業していない場合、取引はできません。
日本の証券会社でベトナム株を取引する際は、ベトナムの営業日だけでなく、日本の証券会社の営業日も確認しておくことが重要です。
ベトナム株を取引できないタイミングは、日本の証券会社のWebサイトで告知されます。
見逃さないよう定期的にチェックしておきましょう。
これらの注意点を抑えた上で、ベトナム株取引を始める方はSBI証券の公式サイトを確認して準備を進めましょう。
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ベトナム株投資におすすめの証券会社のまとめ
この記事では、ベトナム株の投資に使いやすい証券会社を紹介しました。
今回紹介した証券会社の中で、約320種類の銘柄を取り扱っているSBI証券は、成長が期待できる企業を見極めて投資できる点で非常に魅力的です。
ベトナムは人口増加や経済成長により、株式市場の成長や拡大が期待されています。
銘柄によっては急成長や将来大きなリターンをもたらす場合があります。
成長途中の今だからこそ、投資先の1つとして前向きに検討しましょう。
- ベトナム株は日本の証券会社でも取引できる
- 日本の高度経済成長期のように活気がある
- 人口は1億人を超え今後も増加が予想される
- 自由貿易の拡大による経済成長が期待される
- ベトナム株の取引を行うならSBI証券が使いやすい
ベトナム株に投資するなら、約320銘柄を取り扱うSBI証券を検討しましょう。
数多くの銘柄を取り扱っているため、成長が期待できる企業を見極めて投資することが可能です。
初心者から上級者まで使いやすいので、この機会に公式サイトを確認しておきましょう。
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