【おすすめ?】クラウドストライク(CrowdStrike)の株価の今後の予想・見通し・予測や購入方法を徹底解説
2020年以降、新型コロナの影響により世界各国で在宅ワークが広がりを見せました。
そんな中で、クラウドを通した新しいセキュリティ対策製品を提供して頭角を現したのが、アメリカのサイバーセキュリティ企業「クラウドストライク」です。
この記事では、クラウドストライクとはどのような製品を販売している企業なのか、業績や株価はどのように推移しているのかなどをわかりやすく解説していきます。
また、後半にはクラウドストライクに投資できるおすすめの証券会社もご紹介しますので、ぜひ最後まで目を通して今後の参考にしてみてください。
- クラウドストライクは、クラウド型セキュリティを提供しているサイバーセキュリティ企業
- 売上げは年々伸びており、特にコロナ禍で在宅ワークが拡大したことが需要の増加に寄与している
- 売上げの伸びに呼応するように2020年は株価も大きく高騰し、2021年も上昇基調を維持している
- クラウドストライクに投資するなら、IG証券の株式CFDがおすすめ
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クラウドストライクとは?
企業名 | CrowdStrike Holdings, Inc.(クラウドストライク) |
本社所在地 | 米カリフォルニア州 |
創業 | 2011年 |
創業者 | ジョージ・カーツ(McAfeeの元CTO) 他 |
主な製品 | Falconシリーズ(エンドポイントセキュリティ) |
時価総額(2023年9月時点) | 33,395,729.00千ドル |
クラウドストライクは、ウイルス対策ソフトを開発・販売しているMcAfeeの元CTO、ジョージ・カーツ氏らが2011年に立ち上げた比較的新しいサイバーセキュリティ企業です。
クラウドストライクの製品の特徴は、これまでのウイルス対策ソフトと違い、セキュリティの構築やアップデートなどをすべてクラウド上から提供することです。
これまでのウイルス対策ソフトは、製品をネット上やデジタル媒体からダウンロードして、定期的にそれをアップデートするという仕組みでした。
それに対してクラウドストライクの製品では、常時クラウド上でセキュリティのアップデートがおこなわれ、パソコンやスマホがクラウドに接続されている状態であれば、常に最新のセキュリティ対策を受けられるようになっています。
また、クラウドを用いたデータベースによる「集団防衛体制」が強みで、一部の顧客に対してサイバー攻撃が起こると即座に新たな防衛対策を構築して、攻撃を受けた顧客だけでなく世界中の顧客に対しても、同様の手口に対するセキュリティを施すことが可能となっています。
こういった従来のウイルス対策ソフトにはない性能を持つことから、クラウドストライクの製品は近年急速にシェアを拡大しています。
また、コロナ禍で在宅ワークをする人が増えたことも、シェア拡大の一因だと言えるでしょう。
クラウドストライク株の特徴
銘柄名 | CrowdStrike Holdings, Inc.(クラウドストライク) |
ティッカーシンボル | CRWD |
上場市場 | アメリカNASDAQ(2019年6月上場) |
株価(2023年9月時点) | 168.47ドル |
配当利回り(2023年9月時点) | ― |
クラウドストライクは2011年に創業したのち、2019年6月にNASDAQへの上場を果たしています。
上場初日には株価が70%も上昇して、大きな注目を集めました。
また、クラウドストライクとその株式には、次のような特徴があります。
- 売上げがうなぎ上りで、顧客維持率も高い
- まだまだ成長段階で再投資をおこなっているため、赤字続きである
- 配当はまだ実施されていない
売上げがうなぎ上りで、顧客維持率も高い
後ほど近年の業績を数値でお見せしますが、クラウドストライクの売上げは毎年2倍程度も伸び続けています。
また製品の性質をイメージするとお分かりいただけると思いますが、ウイルス対策の製品というのは顧客がその品質に満足すると、契約を更新して長期間使い続けることになります。
そのためクラウドストライクでは新規ユーザーが増えると同時に、すでに定着したユーザーからの定期利用料金収入も増え続けています。
まだまだ成長段階で再投資をおこなっているため、赤字続きである
2011年創業のクラウドストライクはウイルス対策製品の業界では新興の部類に入り、シェア率ではADPやTREND MICRO、salesforceなどの古参企業にはまだまだ遠く及びません。
そのため、新規顧客の確保や製品開発のためにコストをかけ続けており、常に赤字の状態となっています。
なお、成長企業が売上げを伸ばそうとする段階で赤字になることは当たり前に起きることなので、投資家側はそのことをあまりネガティブに捉える必要はありません。
配当はまだ実施されていない
クラウドストライクは売上げを成長のために再投資し、それでも足りずに毎年赤字の状態なので、株主への配当は現在のところ実施されていません。
また、少なくとも黒字化を達成するまでは、配当が今後実施される見込みも低いでしょう。
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クラウドストライク株の業績
続いて、クラウドストライクのこれまでの業績をチェックしていきましょう。
2016~2020年の業績推移
まず、2016年から2021年の業績は、次のように推移しています。
年 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
---|---|---|---|
2016年 | 5,274万ドル | △9,055万ドル | △9,134万ドル |
2017年 | 1億1,875万ドル | △1億3,144万ドル | △1億3,549万ドル |
2018年 | 2億4,982万ドル | △1億3,686万ドル | △1億4,007万ドル |
2019年 | 4億8,141万ドル | △1億4,606万ドル | △1億4,177万ドル |
2020年 | 8億7,443万ドル | △9,252万ドル | △9,262万ドル |
表に示す通りクラウドストライクの売上げは、毎年約2倍とハイペースで増え続づけています。
一方で、製品開発や新規顧客確保などのためにコストをかけているので、営業利益や純利益は常に赤字の状態です。
ただ2020年に関しては前年よりも赤字が縮小し、経常利益・純利益ともに赤字額が-1億ドルを下回っています。
2021年の業績推移
続いて11月時点までの2021年の業績も見ておきましょう。
四半期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
---|---|---|---|
2021年4月期 | 3億284万ドル | △3,134万ドル | △8,504万ドル |
2021年7月期 | 3億3,769万ドル | △4,740万ドル | △5,731万ドル |
2021年もこれまでと変わらず、売上高は順調に伸びていく一方で、赤字状態も継続しています。
先ほども述べましたが、成長企業が赤字なのは決して珍しくはなく、そのことをあまり悲観的に捉える必要はありません。
もしこれからクラウドストライクへの投資を検討するのであれば、利益の部分はあまり意識せず、売上高と株価の推移や、市場の予想に対して業績がどのように推移しているかなどに着目するとよいでしょう。
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クラウドストライク株の価格動向
業績の次は、クラウドストライクの株価動向も確認しておきましょう。
2019~2020年の株価動向
まず、NASDAQに上場を果たした2019年6月から2020年12月までの株価動向は、次のチャートの通りです。
クラウドストライクは新規上場後に大きく買われて高騰し、その後一旦は値動きが落ち着いていきます。
また2020年3月上旬には、いわゆる新型コロナショックにも見舞われますが、短期間でコロナショック前の水準に回復し、その後2020年はひたすら上昇基調となりました。
この上昇は、コロナ禍でのアメリカ政府による金融緩和も一因となっていますが、在宅ワークの拡大でクラウドとそのセキュリティへの需要が増し、売上げが伸びたことが主因だと見られています。
2021年以降の株価動向
続いて2021年1月から2023年現在までの株価動向は、以下の通りです。
2021年以降は、次に示すように2020年ほどの上昇の勢いはないものの、それでも堅調に推移しています。
- 2020年の上昇率:+323%(2020年始値:50.03ドル、2020年終値:211.82ドル)
- 2021年の上昇率(11月時点):+30%(2021年始値:209.96ドル、11月現在の価格:273.43ドル)
2021年のみを見るとやや株価の上昇が鈍化しているものの、そもそもクラウドストライクは創業からまだ10年、上場からは2年足らずの企業です。
2022年以降は大幅な下落を見せていますが、これは米金利上昇による米国株全体での下落が影響しています。
そのため長期的に見るとさらに成長を遂げて、株価もまだまだ上昇する可能性は十分にあるでしょう。
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クラウドストライク株投資におすすめの証券会社
それではここで、クラウドストライクへ投資できるネット証券を、2社ピックアップしてご紹介します。
CFD取引ならIG証券
取扱商品 | FX CFD(株式・株価指数・商品) ノックアウトオプション バイナリーオプション |
株式CFDの取扱銘柄 | 約1万2,000銘柄 |
株式CFDのレバレッジ | 最大5倍 |
株式CFDの取引手数料 | 片道2.20セント/1株(NASDAQ米国株の場合) |
公式サイト | IG証券公式サイト |
関連記事 | IG証券の評判 |
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取扱商品 | 国内株式・ETF 外国株式・海外ETF 投資信託 債券 FX 先物・オプション取引 CFD(くりっく株365) eワラント 金・プラチナ取引 |
米国株現物取引の取扱銘柄数 | 約4,800銘柄 |
米国株現物取引の取引手数料 | 約定代金の0.45%(税込0.495%) 最低手数料:0ドル 上限手数料:20ドル(税込22ドル) |
米国株関連のサービス | 米国株式定期買付サービス 米国貸株サービス 外貨入出金サービス 米国株IPO NISA |
公式サイト | SBI証券公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
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クラウドストライク株への投資方法
先ほどクラウドストライクに投資できるおすすめのネット証券を2社ご紹介しましたが、ここではIG証券の株式CFDを例にして、クラウドストライク株に投資する方法をご紹介します。
- IG証券で口座を開設する
- 口座に投資資金を入金する
- クラウドストライクのチャートを開いて、値動きを分析する
- クラウドストライク株に対して、売りまたは買いの注文を入れる
STEP1:IG証券で口座を開設する
まずはIG証券公式サイトから、口座開設を申し込みましょう。
口座開設申し込みはすべてオンライン上で可能で、数分あれば完了します。
また本人確認はスマートフォンからおこなうと、口座開設完了までの期間を短縮できるのでおすすめです。
STEP2:口座に投資資金を入金する
取引口座を用意できたら、次はそこに投資資金を入金しましょう。
IG証券での入金方法はクイック入金(提携金融機関のネットバンキングを利用した入金方法)と、ベストレシーバー入金(金融機関窓口やATMからの振込)の2通りがあります。
クイック入金は利用できる金融機関が限られますが、原則24時間・365日、わざわざATMなどに足を運ばなくても入金できるのでおすすめです。
三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、PayPay銀行、楽天銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行
※三井住友銀行とPayPay銀行以外は、振込手数料が発生しません。
STEP3:クラウドストライクのチャートを開いて、値動きを分析する
取引を開始できる体制になったら、取引システム上でクラウドストライクのチャートを開き、まずはチャート分析から取引できるタイミングを探しましょう。
なおIG証券の取引システムでは、高機能なラインツールやテクニカル分析ツールが備え付けられており、詳細な分析をおこなうことができるようになっています。
STEP4:クラウドストライク株に対して、売りまたは買いの注文を入れる
取引できるチャンスが巡ってきたら、最後に以下の項目を設定して、売りまたは買いの注文を入れましょう。
- 注文方向:売り注文/買い注文
- 注文方法:成行/指値・逆指値/IFD/IFO
- ロット数
- スリッページ許容値
- 両建ての有無
以上が、IG証券でクラウドストライクへ投資する方法です。
IG証券は取引システムが高性能で、非常に取引しやすい環境が用意されています。
興味を持った方はぜひこの機会にIG証券で口座を開設し、実際に株式CFDへ触れてみてください。
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クラウドストライク株に関するよくある質問
最後に、クラウドストライクの株式に関するよくある質問を3つご紹介して、それらにお答えしていきます。
- 未成年者でもクラウドストライクに投資することはできますか?
- クラウドストライクに投資する際、取引時間はどのようになっていますか?
- クラウドストライクへ投資する際、特定口座は利用できますか?
未成年者でもクラウドストライクに投資することはできますか?
例えば今回紹介したSBI証券では、親権者の同意があれば未成年口座を開設することができ、それを利用して未成年者でも米国株に投資することができるようになっています。
なおIG証券の場合は、ハイリスク・ハイリターンな投資も可能な商品をメインに扱っているため、未成年者では口座を開設できないようになっています。
クラウドストライクに投資する際、取引時間はどのようになっていますか?
クラウドストライクはNASDAQに上場しているので、NASDAQがオープンしている時間に取引することができます。
- 標準時間:23:30~6:00
- サマータイム:22:30~5:00
(現地時間は9:30~16:00)
また証券会社ごとで異なりますが、取引時間外でも注文を入れておくことは可能な場合が多いです。
クラウドストライクへ投資する際、特定口座は利用できますか?
特定口座を扱う証券会社であれば多くの場合、それを利用して米国株の取引が可能です。
特定口座を利用することによって、その証券会社でおこなった取引の損益を証券会社側に計算してもらえるので、確定申告を簡略化できます。
また源泉徴収ありの特定口座を使えば、確定申告が不要になります。
クラウドストライク株のまとめ
今回は、成長著しいサイバーセキュリティ企業の「クラウドストライク」をご紹介しました。
- クラウドストライクは、クラウド型セキュリティを提供しているサイバーセキュリティ企業
- 売上げは年々伸びており、特にコロナ禍で在宅ワークが拡大したことが需要の増加に寄与している
- 売上げの伸びに呼応するように2020年は株価も大きく高騰し、2021年も上昇基調を維持している
- クラウドストライクに投資するなら、IG証券の株式CFDがおすすめ
クラウドストライクは、従来のダウンロードするタイプのウイルス対策ソフトとは違い、クラウド型のセキュリティを販売している企業で、在宅ワークが広がる中で頭角を現してきています。
売上げだけでなく株価も上昇基調が続いており、今後の将来性にも高い期待が寄せられています。
なおそんな有望なクラウドストライクに投資するなら、レバレッジをかけて少額からでも効率的な投資ができる、IG証券の株式CFDの利用がおすすめです。
今なら口座開設後に最大5万円のキャッシュバックを受けられるお得なキャンペーンを実施しているので、ぜひこのチャンスを活かしてIG証券で株式CFDを始めましょう。
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