【4月最新】S&P500の今後の見通しを徹底予想!チャートや株価から分析
株式投資や投資信託などを検討している人にとって必ず注目しておきたい指標がS&P500です。
S&P500は米国を代表する株価指数であり、安定して高いパフォーマンスを発揮していることから、投資家の人気を集めています。
今回はそんなS&P500について、特徴やこれまでの価格動向、今後の見通しなどを解説していきます。
- S&P500は米国株式市場の動向を示す時価総額ベースの株価指数
- 全500社で構成されており、アップルやアマゾンなど世界的に有名な企業も多く含まれる
- 現在に至るまで幾度かの暴落を経験しつつも、長期的に上昇を続けている
- 2021年は大きく高騰したが、2022年からは一転して下落基調に陥っている
- 2024年現在は回復傾向に
- GAFAなどの大企業や米国の金融政策の動向などから、今後の見通しを立てることが可能
- S&P500に連動するETFでは、VOOやSPXLがおすすめ
- S&P500への投資を行うならIG証券が使いやすい
S&P500への投資を行うなら、IG証券が使いやすいです。
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高橋禎美(たかはし よしみ)
初心者向けにセミナー開催、執筆多数。
株式投資、投資信託、FX、不動産投資など運用中。
女性、子どものマネーリテラシーを向上させるのが夢。
S&P500とは?
S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス・エル・エル・シーによって算出される、米国株式市場の動向を示す時価総額ベースの株価指数です。
具体的には工業株400種、運輸株20種、公共株40種、金融株40種の全500種類で構成されており、業種別で見ると約40業種の幅広い米国企業に投資することができます。
また、S&P500だけでニューヨーク市場の時価総額の約75%をカバーしているため、市場全体の動きを表す指標として非常に便利であり、機関投資家などが米国市場の動きを調べるのに利用しています。
米国の代表的な指数のひとつです、アメリカの上場企業のうち代表的な500社の株価を指数化したもので、日本における日経平均のようなものです。
高橋禎美
S&P500の特徴
S&P500の特徴については、次の2つが挙げられます。
- 構成銘柄にアップルやマイクロソフトなど、世界的に有名な企業が多く含まれる
- 一定の基準をクリアした企業500社を厳選
S&P500の特徴について、詳しく確認していきます。
構成銘柄にアップルやマイクロソフトなど、世界的に有名な企業が多く含まれる
S&P500を構成している銘柄は、米国を代表する大企業500種ですが、その中にはアップルやマイクロソフトなど世界的に有名な企業をも多く含まれています。
したがって、S&P500に連動するETFや投資信託を購入するだけで、米国の主要な大企業に分散投資しているのと同じ効果が得られます。
S&P500に構成されている個別株をそれぞれ購入しようとすると多額の資金と手間が必要ですが、S&P500に連動した投資信託・ETFであれば数千円程度で取引できるものもあるため、少ない資金で分散投資を行いたい方におすすめです。
一定の条件をクリアした企業500社を厳選
S&P500の採用基準は以下の通り、かなり厳しく設定されています。
- 米国に本社を置く企業であること
- 選定時点の時価総額が53億ドル以上であること
- 4半期連続で利益を計上し続けていること
- 浮動株が発行済株式総数の50%以上あり、流動性が高いこと
また、年に4回銘柄のリバランス(組み直し)が行われるため、定期的に銘柄が入れ替わっています。
リバランスを行うことで、時代による業種の変化や株のトレンドなども考慮して銘柄を構成し、米国の主要企業を偏りなく取り入れています。
CFD取引ではレバレッジをかけることで少額から投資を始めることができますので、ぜひIG証券からS&P500投資を確認してみましょう。
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S&P500のこれまでの価格動向
S&P500の価格を見ることで、米国の株式市場全体の動きを把握することができるため、米国への投資を考えている際に非常に便利です。
ここでは、S&P500の価格動向について、2020年までのチャートと2021年以降のチャートを詳しく解説します。
2020年までの価格動向
2020年以前のチャートの特徴については次の3つが挙げられます。
- 2000年〜2010年:順調に伸び続けるもリーマンショックで暴落
- 2011年〜2015年:リーマンショックからの回復、IT企業の台頭
- 2016年~2020年:さらに上昇が続くもコロナショックで一時下落
2000年〜2010年:順調に伸び続けるもリーマンショックで暴落
2000年〜2010年のS&P500は、2008年頃まで右肩上がりで上昇し続けるも、2008年以降に一時的な大暴落を記録しました。
この暴落の主要因は、リーマンショックが起きて米国経済が大打撃を受けたことです。
S&P500の価格は2008年までに約1,600ドルとなっていましたが、2008年からの暴落で2009年初頭には約800ドルと、およそ1/2にまで価格が減少してしまいました。
2009年からは価格が戻り始めるも、暴落前の水準には程遠く経済危機によって米国株が大幅な打撃を受けたことがうかがえるでしょう。
2011年〜2015年:リーマンショックからの回復、IT企業の台頭
2011年に入ってから米国の経済は順調に回復しますが、リーマンショック前の水準には戻らず、2013年になってようやく高値を更新することとなります。
リーマンショックからの回復には時間がかかったものの2011年から2015年については大きな暴落が起きることなく順調に右肩上がりを続けました。
2011年以降、S&P500の価格が堅調に推移していった要因としては、リーマン・ショックからの順調な経済回復だけでなく、米国株の中でもとりわけIT企業が大きく業績を伸ばし、株価を押し上げたことが挙げられます。
アップルやアマゾン、アルファベット(旧Google)、フェイスブックなど、スマートフォンの普及に伴って多くのIT企業が売上や利益を年々伸ばし、時価総額も1兆円を超えるようになっていきます。
世界的にデジタル化が進む中でも米国のIT系企業が大きく台頭したことで、S&P500の価格が大きく伸び始めることとなりました。
2016年~2020年:さらに上昇が続くもコロナショックで一時下落
2016年以降もIT株を中心に、米国の株式市場は勢いを増していきます。
米国の金融当局による一時的な調整が入りながらも堅調な推移を見せ、2016年から2019年末に至るまでおよそ1.5倍にまで価格が上昇し、3,000ドルの大台に突破しました。
しかし、2020年2月末から3月にかけて、一時600ドル近い暴落が起こることとなります。
2020年2月から新型コロナウイルスの感染が本格化したことで、米国経済が停滞しただけでなく、今後の米国株式市場に対する先行きの不安がこの大暴落につながりました。
しかし、リーマンショック時の暴落とは異なり、1ヶ月程度で再び上昇し始め、2020年末まで強い勢いで価格が高騰しました。
2021年から2022年の価格動向
- 2021年:1年を通して大幅に上昇
- 2022年:米利上げや経済後退懸念より下落
2021年:1年を通して大幅に上昇
2021年のS&P500の価格で上昇し始めたのは3月に入ってからでした。
2020年の下半期からの株高が2021年に入ってからも続き、株式市場は全体として引き続き好調で、非常に安定した上昇がしばらく続いています。
また、米国経済も大きく回復しており、株価を押し上げる大きな要因とりました。
特に、6月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が69万2,000人増と、市場予想の60万人増を9万人上回るほど、経済回復が順調に進んでいることが要因でS&P500の価格も大きく伸び続けています。
2022年:米利上げペース鈍化の観測から徐々に反発
好調だったS&P500ですが、2022年に入ると大幅な下落を迎えます。
2022年にはインフレ抑制を目的とした利上げが各国で実施されています。
アメリカでもハイペースの利上げが行われ景気後退リスクが増したことから、S&P500の売り圧力が加速した形です。
年始には4800ポイント付近を推移していたS&P500は、2022年10月になると3500ポイント台まで下落しています。
2024年現在:米利上げペース鈍化の観測から徐々に反発
2023年の年始から現在にかけて、徐々に反発を見せています。
米利上げペースが徐々に縮小すると観測されたことで、S&P500に買いが入りました。
2024年2月時点では4会合連続の金利据え置きとなっており、利上げサイクルの終了が示唆されています。
利上げの影響がシリコンバレー銀行の破綻も招くなど、経済後退を懸念する声も多くなっていますが、S&P500は堅調な動きを見せていると言えるでしょう。
FRBの動向や経済状況次第では、さらに価格が下がる可能性もあるので注意です。
ちなみにIG証券の株式CFDなら、売りからエントリーできるので、もしこれからさらに価格が下がっても問題なく投資のチャンスを得ることができます。
CFDでS&P500に投資したい方は、ぜひIG証券の公式サイトをチェックしておきましょう。
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S&P500の今後の見通し
S&P500の今後の価格動向を考える上で、重要な要素が3つあります。
- 金融政策の動向
- 地政学リスクによる変動
- 米国を支える主要企業の業績
それぞれの見通しについて、詳しく確認していきます。
金融政策の動向
S&P500や米国株の今後の見通しを考える上で重要なものの一つに、米国の金融政策の動向があります。
2020年のコロナショックの際に大規模な金融緩和政策を実施したことで、経済の悪化を小さく抑えることができましたが、そのままにしておくとインフレを招いてしまいます。
すでに2022年に入ってインフレへの懸念が大きくなっており、それを抑えるために3月から利上げを段階的に始めることをFRB(連邦準備制度理事会)は示唆しました。
実際に金利が引き上げられ、現在は5.25~5.50%の高い金利が付いていますが経済への影響も懸念されており、徐々に利上げペースは鈍化しています。
今後利上げの打ち止めとなれば、米国株全体で再度買いが集中する可能性も考えられるでしょう。
地政学リスク
2023年に利上げが打ち止めとなればS&P500も上昇するとの明るい見通しが多いですが油断は禁物です。
2022年2月にはロシアがウクライナへの軍事進攻を開始したことで世界情勢の悪化を招いています。
予期せぬ地政学リスクがS&P500のような銘柄の価格変動に影響を与える可能性は高いでしょう。
2023年10月には、イスラエルとイスラム系組織ハマスでの戦闘が開始されており、再度市場が不安定な状況です。
世界情勢の悪化に伴い市場がリスクオフになれば、再度2022年のような大幅下落を招く可能性があります。
米国を支える主要企業の業績
S&P500は時価総額ベースで価格が算出されているという特性もあり、時価総額が非常に高い企業の株価が大きく動くことで、S&P500の価格に大きな影響を与えます。
特に、GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック(現メタ)、アップル)と呼ばれる世界的に影響力をもつIT企業は全て時価総額が1兆ドルを超える大規模企業である、米国株の中でも影響度は高いです。
また、最近では、GAFAに加えてマイクロソフト、テスラを加えたGAFAMTとして呼ばれることもあり、時価総額の高い6社の業績等については十分注意する必要があるでしょう。
S&P500に連動したおすすめETF
S&P500に連動するETFでおすすめのものは、次の2つです。
それぞれのETFの価格や特徴について、詳しく見ていきましょう。
VOO(バンガードS&P500ETF)
銘柄名 | バンガードS&P500ETF |
ティッカー | VOO |
運用会社 | バンガードグループ |
基準価格(2024年4月時点) | 455.10ドル |
純資産額(2024年4月時点) | 387.498(十億USD) |
直近配当実績 | 1.65% |
経費率 | 0.03% |
上場市場 | ニューヨーク証券取引所(NYSE)アーカ市場 |
取り扱う証券会社 | IG証券 GMOクリック証券 SBI証券 楽天証券 など |
VOO(バンガードS&P500ETF)はバンガード社が運用する米国籍のETFで、S&P500に連動するよう運用されています。
VOOのメリットは抜群の経費率の低さであり、年間にかかる経費率はわずか0.03%とコストを抑えながら運用できるという点です。
したがって、S&P500に連動するETFを購入したいのであればまずVOOに投資するということが選択肢として考えられます。
SPXL(ディレクション・デイリーS&P500ブル3X)
銘柄名 | ディレクション・デイリーS&P500ブル3X |
ティッカー | SPXL |
運用会社 | Direxion |
基準価格(2024年4月時点) | 112.55米ドル |
純資産額(2024年4月時点) | 3.771億(十億USD) |
配当実績 | 1.16% |
経費率 | 0.97% |
上場市場 | ニューヨーク証券取引所(NYSE)アーカ市場 |
取り扱う証券会社 | IG証券 GMOクリック証券 SBI証券 楽天証券 など |
SPXL(ディレクション・デイリーS&P500ブル3X)の最大の特徴は、S&P500の3倍の値動きをするように運用されているETFであるという点です。
S&P500や米国株市場が今後も成長を続けると考えている場合にSPXLを保有することで、他の銘柄に投資するよりも大きなリターンを得ることが可能です。
また、短期的な価格変動も大きいため、CFD取引で「売り」「買い」を上手く活用することで、リターンの幅を広げることができます。
ただし、下落時の動きも大きくなるため、損失も通常より大きくなり得る点に注意が必要です。
IG証券でCFD取引をして、S&P500のETFをしてみてください。
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S&P500への投資方法・手順
S&P500に投資したい場合には、株価指数CFD取引を行うかETFの現物・CFD取引を行う必要があります。
ここでは、CFD取引ができるIG証券でS&P500連動ETFのVOOを購入する場合の取引方法について、解説していきます。
マイページから銘柄を選択する
まずは、マイページにログインした後、株価CFDを選択することで、ETFと個別株のCFD取引ができます。
S&P500に連動した銘柄の場合、ETFへ投資する必要がありますのでETFを選択しましょう。
次に、銘柄の検索を行います。
VOOの場合は「バンガードS&P500」と検索することで、検索可能なため、検索ワードを入力し、銘柄を選択しましょう。
銘柄を注文する
銘柄を選択すると画面の右側に銘柄のチャートが表示されるので、成行注文で問題なければ「買い」「売り」のどちらかを選択し注文を確定させます。
成行注文以外の注文を行いたい場合には上記画像の「注文」タブを開くと詳細な注文条件を設定できますので試してみましょう。
IG証券の公式サイトを確認し、S&P500の投資をしてみましょう。
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S&P500に関するよくある質問
最後に、S&P500に関するよくある質問を3つご紹介します。
- S&P500への投資におすすめの方法は?
- S&P500のETFと株価指数CFDならどちらがおすすめ?
- S&P500関連銘柄や米国株投資におすすめの証券会社は?
S&P500への投資におすすめの方法は?
S&P500の投資を検討している方は、CFD取引がおすすめです。
個別株ではなく株価指数への取引であれば、ETFだけでなく、株価指数CFDという取引方法も利用できるため、現物取引に比べて取引の幅が広くなります。
また、CFD取引では「売り」から始める取引方法や、レバレッジをかけて少額の資金で分散投資を活用することができるなどメリットがたくさんありますので取引方法を検討している方はCFD取引ではじめてみましょう。
S&P500のETFと株価指数CFDならどちらがおすすめ?
ETFにも、株価指数CFDにもメリットとデメリットがあるため、どちらの方が魅力を感じるかで商品を選びましょう。
ETFの場合には、商品によって分配金が得られるものや、運用のレバレッジをかけているものがあります。
例えば、今回紹介したVOOではS&P500に投資を行いながら、分配金を年4回受け取ることが可能で、価格の値上がり以外にも収益が期待できます。
また、SPXLのようにS&P500の価格の何倍もの値動きをするETFもあれば、逆の動きに連動するものなど、様々な運用方法があるため、銘柄の選択肢が多いことがメリットです。
一方で、株価指数CFDは、投資信託やETFとは違い運用会社がいないため、手数料などのコストをかけずに投資を行うことができます。
したがって、分配金や商品のバリエーションが必要ない場合には、低コストで運用できる株価指数CFDがおすすめです。
S&P500関連や米国株投資におすすめの証券会社は?
S&P500への投資を行いたい方は、IG証券がおすすめです。
IG証券では、株価指数とETFのCFD取引で、S&P500に投資することができます。
CFD取引を行うのであれば、IG証券は競合他社では取引できない銘柄も多数取り扱っており、幅広い分野に投資を行うことができます。
米国の株価指数やETFなどの幅広い銘柄に投資を行うことでより分散投資の効果が高まるため、銘柄数の多いIG証券の口座開設を行い取引を始めましょう。
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S&P500に連動するETFや投資信託を保有することで分散しながらアメリカの代表的な企業に投資することができます。信用取引のように「売り」から入る取引をしたいならCDF取引も検討してみるのもおすすめです。
高橋禎美
S&P500の今後の見通しまとめ
今回は、S&P500の見通しについて、解説しました。
- S&P500は米国株式市場の動向を示す時価総額ベースの株価指数
- 全500社で構成されており、アップルやアマゾンなど世界的に有名な企業も多く含まれる
- 現在に至るまで幾度かの暴落を経験しつつも、長期的に上昇を続けている
- 2021年は大きく高騰したが、2022年から下落基調に陥っている
- 2023年には経済回復期待から上昇傾向に
- GAFAなどの大企業や米国の金融政策の動向などから、今後の見通しを立てることが可能
- S&P500に連動するETFでは、VOOやSPXLがおすすめ
- S&P500への投資を行うならIG証券が使いやすい
S&P500は成長性の高い主要な米国株に分散投資できる指標として、多くの投資家から人気を集めています。
パフォーマンスが高く初心者が投資する銘柄としてもおすすめで、興味を持った方はIG証券の公式サイトのチェックから始めてみましょう。
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