Netflix株の今後の予想と株価推移・配当や購入方法まで徹底解説[ネットフリックス]

米国株投資を始めようと考えている方で、Netflixの株に興味がある方も多いのではないでしょうか。

動画配信サービスとして人気が高く、登録している方も多い「Netflix」は米国の大企業です。

新型コロナウイルスにより自宅にいる機会が多くなった中でVODの分野は大きく業績を伸ばしNetflix株も急騰しています。

しかし、コロナ特需が終わったら業績が悪化し株価が下がるのではと考えている人や動画配信サービスの将来性について不安に思っている方も多いでしょう。

今回は、Netflixの事業内容や業績、株価などを紹介し今後の見通しについて解説していきます。

Netflixの投資には、IG証券のCFD取引が最適です。

Netflixは会員数の伸び率によって、株価の変動が激しくなる可能性があるため、買いだけでなく、売りから入り下落時に利益を得ることができるCFD取引が効果的と言えます。

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Netflixとは？

Netflixは米国カリフォルニア州に本社を置く動画配信サービス企業で、ストリーミングエンターテインメントサービスである「Netflix」を展開しています。

1997年に設立した当初はオンラインでのDVD配達サービスとして始まり、郵送によるDVDレンタルサービスに転換したのち2007年から動画ストリーミングサービスを開始しました。

Netflixは郵送によるDVDレンタルサービスで当時最大手の企業でしたが、自ら率先して、動画ストリーミングビジネスに事業を転換したイマジネーションの成功者とも言えます。

もし、業態転換をしていなければここまで規模の大きな企業にはなっていなかったことを考えると当時の経営陣の判断がいかに素晴らしかったことがわかるでしょう。

Netflix株の特徴

Netflix株の基本的な情報については以下の通りです。

ティッカーシンボル	NFLX
株価	376.36ドル
時価総額	1667.83億ドル
直近配当実績	–
株価収益率(PER)	121.81倍
取引所	NASDAQ
投資できる証券会社	IG証券 SBI証券　など

Netflixのビジネスモデルや株の特徴について、詳しく確認していきましょう。

定額課金（サブスク）によって利益を得るビジネスモデル

Netflixでは、動画を売り切り型ではなく、定額課金によって見放題になるというサブスク型のビジネスモデルです。

サブスク型の収入源は毎月の定額料金のため、規模を大きくするには「会員数」が重要となるビジネスモデルとなっています。

現在では、VODだけではなく、音楽や書籍などあらゆる分野でサブスク型のサービスが広く浸透していますが、映画館やテレビ、DVDが主流だった時代にサブスク型のビジネスを始めたのは英断だったといえるでしょう。

オリジナルコンテンツも配信している

Netflixでは、映画作品やテレビ・ドラマ作品だけでなく、自社が1から製作しているオリジナルコンテンツにも力を入れています。

他社が製作した映画やドラマなどの作品は、Netflix以外のVODコンテンツでも視聴できるものがあるため、差別化する場合には限定作品を配信し続ける必要があります。

オリジナルコンテンツを配信することで、Netflixへ登録する会員の数は増加しますが、同時に製作費用に莫大なコストがかかってしまうことがデメリットです。

2時間の映画を１本作るだけでも製作コストは莫大なため、コストに見合うよう会員を増やさなければいけないという問題はありますが、魅力的な作品を作ることができれば顧客の獲得効果は高いと言えるでしょう。

Netflix株の業績

Netflixの株へ投資を検討する前に、Netflixがどのような営業成績なのかを確認しておく必要があるでしょう。

ここからは、Netflixの決算や通期の業績内容について、確認していきます。

2021年12月期第3四半期（7~9月）業績

まずは、2021年12月期第3四半期（7~9月）業績について確認していきます。

項目	2021年12月期第3四半期（7~9月）業績
売上高	7,483
営業利益	1,755
経常利益	1,660
当期純利益	1,449

2021年7〜9月期決算は売上高が前年同期比16%増の74億8346万ドル、純利益が同83%増の14億4907万ドルと大幅な増収増益となりました。

主な売上増加の要因としては、韓国で制作したドラマ「イカゲーム」の大ヒットが後押しし、会員の拡大ペースが復調したことです。

9月中旬に配信を始めた韓国ドラマ「イカゲーム」の配信後4週間の視聴数、は1億4200万世帯を超え、それまで1位だった「ブリジャートン家」（20年12月配信）を抜いており大ヒット作となりました。

9月末時点の会員数は2億1356万件で、会員数も6月末と比べて438万件増えており、ヒット作の登場が大きな要因となっています。

また、新規会員数が154万件にとどまった4〜6月期と比べ、7~9月期の新規会員は438万件と、3カ月間の純増数は3倍近い水準です。

2021年上半期は、新型コロナウイルス下の「巣ごもり」で会員増のペースを伸ばした2020年と比べて、大きな反動が起きていましたが下半期に入り強力な作品たちが多くリリースしたことが功を奏しています。

イカゲーム以外にも、秋以降はコロナによって撮影が遅れていた大型作品の投入が相次ぐため、第4四半期の決算内容にも期待が持るでしょう。

2020年12月期通期決算の前年比比較

Netflixの2020年12月期通期決算と2019年12月期通期決算を比較してみましょう。

項目	2020年12月期業績	2019年12月期業績
売上高	24,996	20,156
営業利益	4,585	2,604
経常利益	3,199	2,062
当期純利益	2,761	1,899
自己資本比率	28.2%	22.3%

2020年12月期の売上高は、249億ドルと、前年同期比で＋24％となっています。

売上増加の大きな要因は会員数の増加によるものが大きく、2020年12月期の会員の純増数は3,657万人で、19年の2,783万人を大きく上回りました。

会員純増数の大幅な増加要因としては、新型コロナウイルスの感染拡大による「巣ごもり」の影響でNetflixに登録する世帯が増えたことです。

また、同時期に米国以外での事業拡大に力を入れていたことも売上増加要因として大きいです。

2020年12月末時点での日本含むアジア圏での会員数は2,549万人で2020年9月末時点と比較すると＋199万人となりました。

多くの企業は新型コロナウイルスの影響で事業が停滞してことを考えると、Netflixの大幅な売上増はコロナ特需による賜物と言えるでしょう。

Netflixの将来性に期待している方は、ぜひIG証券から投資を初めてみましょう。

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Netflix株の価格動向

Netflixは2020年の業績が好調なことや直近四半期決算で大幅な会員数が増加したことなどポジティブなニュースがたくさんありますが、株価への反映について気になるところです。

ここからは、Netflixの株価推移について、2021年以前と2021年以降に分けて解説していきます。

2021年以前の株価

上場当初から2020年12月末の株価を比較すると約493倍にまで成長している大型のグロース株です。

動画配信サービスを開始した2009年以降、株価が上昇し始めましたが、大きな上昇となったのは2017年以降のことです。

2017年の１年間のNetflixの契約者数は833万人増となり、市場予想を200万人上回る伸びとなりました。

この契約者数の大幅な増加が、今後のNetflixの大きな期待となり、2017年以降に株価が急上昇しています。

また、2020年に入っても株価が急上昇しましたが、その要因として挙げられるのがコロナウイルス感染拡大による動画配信サービスの巣篭もり需要です。

新型コロナウイルスの影響により、自宅にいる機会が増えたため、動画配信サービスに加入する方が多くなった影響で業界大手のNetflixも恩恵を受けています。

コロナによる契約者数の大幅増加は2020年中は続いており、結果として年内までに532ドルの株価を記録しています。

2021年以降の株価

2021年以降のNetflixの株価は上昇と下落を繰り返す変動が激しい相場となっています。

特に、急落や急騰が起こっているのは、決算発表時のタイミングで、1月、10月に急騰、4月、7月に急落しました。

1月に発表された2020年12月期第4四半期決算はコロナ特需により非常に好調な結果となっています。

しかしながら、2021年に入ってからは会員数の増加が伸び悩み、第1Q、第2Qの決算に大きく影響しました。

その結果、第1Q、第2Qの決算が発表されている4月と7月のタイミングで一時的に暴落しています。

しかし、下半期に入り配信タイトルにヒット作が多くなった影響で株価が戻り始め、「イカゲーム」など大ヒットしたタイトルも登場したことから、第3Qの決算は好調で株価が大幅に上昇しています。

第4Qの決算にも概ね期待が持てるため、年内は上昇トレンドが続いていく可能性が高いでしょう。

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Netflix株投資に人気の証券会社

Netflixの株式を購入したい場合には、CFD取引と現物取引の2種類から取引方法を選ぶことができます。

それぞれどの取引を行うかによって、人気の証券会社が次のように異なります。

Netflixの投資を行う場合に人気な証券会社について、人気ポイントなどを解説していきます。

IG証券

IG証券では、Netflix株のCFD取引が可能なため、証拠金が少ない方でも分散投資がしやすいことがメリットです。。

特に、日本では金融庁による制限があるため、外国株式の信用取引を行うことができず、レバレッジをかけたい場合や、売りから入って下落時のリターンを狙う場合にCFD取引がおすすめです。

また、IG証券では、CFD取引の扱いがある証券会社の中で、取り扱う銘柄が格段に多く、米国株や海外ETFなどの幅広い銘柄のCFD取引を行いたい方におすすめの証券会社です。

株式投資には対応していませんが、ノックアウトオプションなどのリスクを抑えた取引も可能なため、投資に不安がある初心者の方でも問題なく取引できます。

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SBI証券

SBI証券は国内ネット証券でありながら外国株式、海外ETFの取り扱いが多めで、Netflixの現物購入や積立購入ができます。

特に、積立購入は価格変動リスクを抑えて時間の分散投資ができるため、なるべくリスクを低くしたい初心者の方にオススメです。

また、貸株サービスによりNetflixの株式を証券会社に貸し出して金利収入を稼ぐこともできるため、長期保有を考えている人にとってメリットが大きいです。

長期保有かつリスク分散を検討している方は、SBI証券でNetflixの積立購入、貸株を利用すると良いでしょう。

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Netflix株への投資方法

Netflixの高い成長性に興味があり、今後取引を始めようと考えている方は、証券口座を開設し取引してみましょう。

Netflixへの投資手順について、IG証券の画面を使いながら解説します。

口座開設手続きを行う

まずは、IG証券の口座開設を行います。

ホームページの各所に配置されている「口座開設」という緑のボタンがあるので、クリックすることで、口座開設手続きができます。

上記のような画像が表示されたら、項目にしたがって、入力しましょう。

申し込み手続きが終わると、審査が行われます。

審査には、数日程度かかる場合がありますので注意が必要です。

銘柄を選択し、取引を行う

まずは、マイページから、「株式CFD」を選択し、取引画面に移ります。

取引画面の左にある「株式」をクリックします。

株式の銘柄一覧が表示されるため、取引を行いたい銘柄を選択します。

また、画面左にある「検索」のタブで銘柄名を入力することで、任意の個別株式を検索可能です。

Netflixを検索したい場合は、「Netflix」と検索するか、ティッカーシンボルである「NFLX」と入力することで、取引画面とチャートを開くことができます。

レートと取引画面が表示されるため、上記画像の通り、注文方法を選択し売買を行いましょう。

「発注」ボタンを選択すると、注文条件にしたがって取引が行われます。

上記のように、簡単に取引ができますのでぜひ口座開設をしてみましょう。

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Netflix株投資に関するよくある質問

Netflix株の投資についてよくある質問を３つまとめました。

それぞれの質問の回答について、詳しく解説していきます。

Netflix株の買い時・売り時は？

Netflixの買い時・売り時は、出来高が大きく、株価が動くタイミングでしょう。

出来高が大きくなるタイミングは、Netflixに関するニュースが発表されたときで、3ヶ月に1度は四半期決算の発表があるため、買い時・売り時が来る可能性が高いです。

ただし、決算発表時に株価が変動するからといって必ず上昇や下落が続くわけではありません。

株価の急落や急騰時には反発する可能性もあるため、相場の状況と照らし合わせながら判断する必要があるでしょう。

Netflix株の取引をする際の注意点は？

Netflixの投資の注意点としては、ビジネスモデルの難しさによる業績悪化が考えられることです。

一般的にサブスクリプションモデルは、単純な売切りビジネスよりもセールスが難しく、長期的に収益化するのが困難であると言われています。

登録は簡単でも、常に良いコンテンツを配信し、定期的にシステムメンテナンスを行い、顧客サポートなどの対応を充実させないと、すぐに解約されてしまうためです。

サブスクだからこそ、会員登録後のカスタマーサクセス・サポート、顧客を継続的に満足させる仕組みづくりに大きな労力やコストが必要です。

特に、Netflixにおいてはいかに登録者が解約しないように魅力的なタイトルを配信し続けられるかが鍵となるでしょう。

Netflixの株取引に人気の投資方法は？

Netflix株は、決算発表時や会員の純増数の増減などによって株価の変動が激しくなる可能性があるため、CFD取引などで相場の状況に合わせた投資がおすすめです。

2023年1年間のチャートの動きを見ても、上昇と下落のタイミングがそれぞれあるため、現物で購入したものが上がり続けるとは限りません。

CFD取引を行う場合には、「売り」から入ることもできるため、業績が停滞した際に下落トレンドへと転じたとしてもリターンを得られます。

CFD取引は、IG証券が銘柄数も多く充実していますので取引方法に悩んでいる方はIG証券の口座開設を行いましょう。

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Netflix株のまとめ

今回は、Netflix株の特徴や今後の見通しについて、解説しました。

Netflixを今後の株価推移の鍵を握るのは、ヒット作を継続的に出し続け、会員数を増加させ続けることでしょう。

新型コロナウイルスによる巣篭もり需要が落ち着いた2021年下半期に入ってもヒット作の排出により会員数を伸ばしているNetflixの今後には期待が持てます。

しかし、サービス内容を充実させ続けることは難しく、場合によっては業績悪化も考えられるため、IG証券のCFD取引などリスクヘッジを行える投資方法で取引するのが最適です。

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