証券会社の口座は複数開設する?おすすめの組み合わせやメリット・デメリットを解説【税金・確定申告も】
ネット証券を使って個人が簡単に投資を始められるようになった昨今、国内外で様々な証券会社が乱立しています。
もちろん数ある中から1つを厳選して利用することもできますが、一方で複数の証券会社で口座をつくって使い分けることもまた可能です。
そこで今回は、複数の口座を持つ意義やメリット・デメリット、複数口座を持つ場合のおすすめの組み合わせなどをご紹介していきます。
これから投資を始めようと考えている方や、すでに投資をしているけれども現在の投資環境に満足できていないといった方は、ぜひ今回の記事を最後まで読んで、今後の参考にしてみてください。
なおこの記事では後ほど、複数口座をつくる際におすすめの証券会社を4社ご紹介しますが、その中の一つにIG証券があります。
IG証券は、FXやCFDなどデリバティブ商品に力を入れているネット証券です。
FXの通貨ペアは101銘柄、CFDは約1万2,000銘柄といずれも取扱銘柄が豊富で、他の証券会社との併用を考える際も、投資の選択肢を広げる一助となってくれるでしょう。
また口座開設は無料でできるので、ぜひこの機会にIG証券で口座をつくっておきましょう。
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高橋禎美(たかはし よしみ)
初心者向けにセミナー開催、執筆多数。
株式投資、投資信託、FX、不動産投資など運用中。
女性、子どものマネーリテラシーを向上させるのが夢。
証券口座は複数持つべき?
近年は豊富な金融商品や銘柄を取り揃えているネット証券も多くあり、例えばSBI証券や楽天証券なら、1社の口座を開設するだけで株式や投資信託、ETF、REIT、FX、先物・オプション取引など、様々な金融商品に触れることができるようになっています。
またネット証券は顧客確保のための価格競争も熾烈であり、大手ネット証券であればどこも大差がないほど取引コストがリーズナブルです。
そういったことから1社の口座を持っただけでも十分に投資を楽しむことは可能ですが、1社だけでは自身のニーズを満たせないのであれば、複数の証券会社を組み合わせて使うことをおすすめします。
例えば将来に備えて投資をしておきたくて、でもプロに運用をお任せできる投資信託だけができれば十分なら、取引コストがリーズナブルかつラインナップが豊富なSBI証券の口座一つあれば事足ります。
けれど、「投資信託で長期投資をしながら、自分でもFXをやって短期目線でも稼ぎたい」というニーズがある方であれば、SBI証券だけでなくFXに強いGMOクリック証券やIG証券などを併用した方が効率は上がるでしょう。
このように投資家一人ひとりのニーズに合わせて、必要があれば証券口座を複数活用するとよいでしょう。
なお証券口座を複数持つと、当然メリット・デメリットがそれぞれ生じるので、続いてはそれらを見ていきましょう。
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証券口座を複数持つメリット
証券口座を複数持った場合、次のようなメリットがあります。
- 投資できる商品と銘柄の幅が広がる
- 各証券会社の長所を活かせる
- リスクヘッジになる
- 下落相場からでも収益を狙える
投資できる商品と銘柄の幅が広がる
先ほど述べた通り、ネット証券の中にはSBI証券や楽天証券のように、1社の口座をつくれば様々な商品と銘柄を幅広くカバーできるところもあります。
ただそういった商品ラインナップ豊富なネット証券でも、例えばFXやCFDなど一分野に特化しているネット証券と比べると、その特定の分野では品揃えで劣ります。
このようにSBI証券やIG証券でも決して完璧ではないので、複数の証券会社で口座を持つと、投資できる商品や銘柄の幅を広げることができます。
各証券会社の長所を活かせる
数多存在する証券会社は、顧客を得るために他社にはない長所をそれぞれ持っています。
例えばその長所には、次のようなものがあります。
- 特定の商品で手数料がリーズナブル
- 外国株や海外ETFのラインナップが豊富
- FXやCFDに特化していて、そのツールが高性能
- 投資することでポイント還元が受けられる
- サポート体制が充実している
複数の証券会社を併用すれば、こういった各社独自の長所を同時に活用することができます。
証券会社倒産時のリスクヘッジになる
投資家が証券会社に対して預けている投資資金や有価証券などは、証券会社側の資産と分別管理されているので、基本的には証券会社が経営破綻しても全額返ってくるようになっています。
しかし例えば、証券会社が顧客資産に着服していた場合など円滑な返還が困難な場合には、日本投資者保護基金から1,000万円を限度に保障される仕組みになっています。
返還困難な事態に陥る可能性は非常に低いですが、それでも複数口座に投資資金を分けておくと、万が一の際のリスクヘッジにつながります。
下落相場からでも利益を狙える
株式やETFなどの現物取引の場合、キャピタルゲイン(売買差益)は買いからエントリーして「安く買って、高く売る」という方法からでしか得られません。
一方で、例えばIG証券のCFD取引なら、売りからも取引できるので「高く売って、安く買い戻す」という方法でも利益を得ることが可能です。
つまり、上昇相場と下落相場のどちらからでも利益を狙えるということです。
このように複数の口座をつくって様々な金融商品を取引できる環境をつくっておくと、取引のチャンスを広げることにつながります。
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証券口座を複数持つデメリット
一方で、証券口座を複数持つと次のようなデメリットも生じます。
- 投資資金が少ないと、資金分散はかえって非効率
- 損益管理と確定申告が面倒
投資資金が少ないと、資金分散はかえって非効率
投資資金を複数の口座に分けておくと、例えば一つの口座で損失が出たとしても、他の口座で利益が出たならばその損失を相殺することができます。
こういったことから分散投資は、損失リスクを軽減できる守りの投資とも言われてます。
ただあまりに投資資金が少ない場合は、そのわずかな資金を守る投資をするよりも多少のリスクを取って集中投資をした方が、効率が良いこともあるでしょう。
また少額を分散させると、興味のある銘柄があってもそもそも資金が足りずに買えなかったり、それを買うことによってリスクが上がり過ぎたりするといったことが起こり得ます。
このように投資家それぞれの資金量によっては、複数口座を使い分けることが向かない場合もあります。
損益管理と税金/確定申告が面倒
例えば1社でのみ取引している場合、損益管理や確定申告は比較的容易です。
また、源泉徴収ありの特定口座を使っているのであれば、そもそもそれらをする必要もありません。
しかし複数の口座を持つと、自分で各口座の損益をとりまとめて、確定申告をしなければならなくなります。
また当然ながら、使う口座の数が増えれば増えるほど、それらの煩わしさは増していきます。
このように、口座を複数持つとメリットだけでなくいくつかのデメリットも生じてきます。
そのためまずは自身の投資のニーズを考えて、なおかつメリット・デメリットも見比べながら、複数の口座を持った方がよいのかをよく検討するようにしましょう。
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証券会社によって特徴が異なります。国内株式の売買手数料が安い、米国株を扱っている、多くの通貨を扱っている、などあります。自分が好きな投資方法に合う証券会社を選ぶと良いでしょう。
高橋禎美
おすすめの複数証券口座の組み合わせ
證券会社は総合証券やネット証券を合わせれば数多のものが存在していますが、ここではネット証券の中からおすすめの組み合わせを2種類ご紹介します。
なお、ここで紹介するネット証券4社はいずれも無料で口座を開設することができます。
また、例えばIG証券とGMOクリック証券を組み合わせることももちろん可能なので、自身のニーズに合った投資環境の構築を目指して、ぜひ他のパターンも検討してみてください。
パターン1:SBI証券とIG証券
SBI証券は豊富な金融商品を取り揃えているネット証券のトップシェアで、特に株式や投資信託、ETFの現物取引に長けています。
一方でIG証券は現物取引の取扱いはないものの、CFDやFX、オプション取引などの、比較的ハイリスク・ハイリターンな投資ができる商品に力を入れてます。
なお、SBI証券でもFXやCFDをおこなうことは可能なのですが、それらに特化しているIG証券と比べると銘柄の品揃えは比べるべくもありません。
こういったことからSBI証券とIG証券を組み合わせて使うと、リスク・リターンの異なる豊富な金融商品に対して、資金を分散しながら投資できるようになります。
IG証券
取扱商品 | FX CFD(株式・株価指数・商品) ノックアウトオプション バイナリーオプション |
取引コスト (商品CFD取引の場合) | 取引手数料無料 スプレッドあり ファンディングコストあり |
非課税制度 | ー |
公式サイト | IG証券公式サイト |
関連記事 | IG証券の評判 |
FXやCFD、オプション取引といったデリバティブ商品に特化している
IG証券は現物取引の扱いがない代わりに、FXやCFD、オプション取引といったデリバティブ商品に特化しています。
またそれらの商品はいずれもレバレッジを利かせられるので、少額からでも効率的な投資をすることが可能です。
FXやCFDは銘柄数が非常に多い
IG証券はFXの通貨ペアが101銘柄、CFDの銘柄が1万2,000銘柄以上と、いずれも国内トップクラスの品揃えを誇ります。
品揃えが豊富だということは、それだけ取引のチャンスを広げることに繋がります。
FXやCFDのスプレッドが業界最狭水準
IG証券はデリバティブ商品に特化しているだけあって、そのスプレッドも業界最狭水準を実現しています。
そのためコストに気を取られることなく、様々な銘柄への投資を楽しむことができます。
IG証券では、現在5万円がもらえるキャンペーンが実施されています。
まだ口座をお持ちでない方は、この機会に無料で口座開設しておきましょう。
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SBI証券
取扱商品 | 国内株式・ETF 外国株式・海外ETF 投資信託 債券 FX 先物・オプション取引 CFD(くりっく株365) eワラント 金・プラチナ取引 |
取引手数料 (国内株現物取引の場合) | スタンダードプラン:1注文ごとに 55円~ アクティブプラン:1日の約定代金100万円まで0円 |
非課税制度 | NISA つみたてNISA ジュニアNISA iDeCo |
公式サイト | SBI証券公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
国内株や外国株、ETFや投資信託など、取扱商品が豊富
SBI証券は、とりあえずその口座をつくっておけば大抵の商品には投資できるようになる、オールマイティなタイプのネット証券です。
実際にその利便性を求めて多くの投資家がSBI証券を利用しており、その累計口座開設数は600万口座を超えて、ネット証券での口座開設数No.1を獲得しています。
手数料が全体的にリーズナブル
SBI証券はただ品揃えがよいだけでなく、手数料もリーズナブルなことが大きな魅力となっています。
例えば株式の現物取引なら、アクティブプランを使うと1日の約定代金100万円まで取引手数料が0円と、非常にお得です。
NISAやつみたてNISA、iDeCoといった非課税制度も一通り利用できる
SBI証券なら、NISAやつみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCoといった非課税制度も一通り揃っています。
また、非課税制度を使って投資できる商品のラインナップも非常に充実しています。
SBI証券はネット証券口座数No1をほこり、非常に定番な証券会社と言えます。
まだ口座をお持ちでない方は、この機会にぜひ口座開設しておきましょう。
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パターン2:LINE証券とGMOクリック証券
2つ目は、LINE証券とGMOクリック証券の組み合わせです。
この2つのネット証券はどちらも、パソコンよりもスマホでの取引をメインにおこないたい方におすすめです。
まずLINE証券は、スマホのLINEアプリ内で利用できる、投資初心者向けのネット証券です。
株式や投資信託を少額から購入することができ、また取引ツールは初心者でも扱いやすいように非常にシンプルなつくりとなっています。
またGMOクリック証券はFXを扱う事業者として有名なネット証券ですが、こちらもスマホの取引ツールのユーザビリティに定評があります。
なおGMOクリック証券はFX以外にも、株式や投資信託、CFDなど豊富な商品を取り揃えています。
つまりLINE証券とGMOクリック証券を併用すると、投資初心者でも様々な金融商品に対して、スマホだけでストレスなく投資できるようになるでしょう。
LINE証券
取扱商品 | 国内株式・ETF 投資信託 |
取引手数料 | 国内株式(現物取引):55円~ 投資信託:全銘柄で購入手数料無料 |
非課税制度 | ー |
公式サイト | LINE証券公式サイト |
関連記事 | LINE証券の評判 |
1株単位から株式を購入可能
LINE証券は単元(100株)単位だけでなく、1株からでも株を購入することが可能です。
そのため投資初心者でも、少額から気軽に株式取引を始めやすくなっています。
投資信託の購入手数料が全銘柄で無料
LINE証券における投資信託の銘柄はプロが厳選した30銘柄のみであり、初心者でも迷わずに銘柄を選べるようになっています。
またそれら30銘柄の購入手数料は、いずれも無料です。
LINE PayやLINEポイントに対応している
LINE証券はLINE PayやLINEポイントといった、LINE独自のサービスと連携しています。
特にLINEポイントを使えば、お金を使わずにポイントだけで投資を始めることも可能です。
LINE証券の取引ツールは、初心者でも非常に使いやすいという定評があります。
まだ口座をお持ちでない方は是非この機会に無料で口座開設しておきましょう。
GMOクリック証券
取扱商品 | FX 国内株式・ETF 投資信託 先物・オプション取引 外為オプション CFD くりっく365 株価指数バイナリーオプション 債券 |
取引コスト (FXの場合) | 取引手数料無料 スプレッドあり |
非課税制度 | NISA ジュニアNISA |
公式サイト | GMOクリック証券公式サイト |
関連記事 | GMOクリック証券の評判 |
取引ツールが高性能でありながら使いやすさも両立している
GMOクリック証券は取引ツールの機能性に定評があり、高性能でありながら初心者でも直感的に使い方を理解できるほど、高いユーザビリティを有しています。
特にスマホアプリ版の取引ツールは、自ら「チャート機能の1つの到達点」と謳うほどで、実際に多くのユーザーが愛用しています。
FXのスプレッドが業界最狭水準
GMOクリック証券のFXは、スプレッドが例えばドル/円なら0.2銭(原則固定)と非常に割安になっています。
取引コストが安いので、スイングトレード・デイトレード・スキャルピングのどのトレードスタイルでも、ストレスなく取引することが可能です。
GMOクリック証券は取引ツールが高性能であることが魅力的です。
これから本格的にCFDやFXをしてみようとお考えの方には特におすすめな証券会社となっています。
証券口座を複数持つ際の注意点
ここまで証券口座を複数持つメリット・デメリットなどを紹介してきましたが、実際に口座を複数開設する際は、次のことに注意するようにしましょう。
- IDやパスワードなどの管理に注意
- 特定口座を「源泉徴収あり」にしても、確定申告をした方がよい場合が生じる
- 非課税制度を使えるのは一つの口座のみ
IDやパスワードなどの管理に注意
証券会社の口座を持つと、アカウントIDやパスワード、登録メールアドレス、取引口座などを自分で管理することになりますが、口座を増やせば当然、増やした分だけ管理しなければならない量が増えていきます。
特に利用頻度が少ない口座については、IDやパスワードを忘れてしまったり、それらを記録した媒体をいつの間にか紛失してしまったりすることのないように注意が必要です。
特定口座を「源泉徴収あり」にしても、確定申告をした方がよい場合が生じる
源泉徴収ありの特定口座は、確定申告が不要になる便利な制度です。
しかし複数の口座を持つと、その限りではありません。
例えば源泉徴収ありの特定口座で利益が出て、別の証券会社の口座で損失が出てしまったとしましょう。
その場合、証券会社の垣根を超えて自動での損益通算はされないので、そのままにすると税金を払い過ぎることになってしまいます。
また、払い過ぎを解消しようとすると結局、確定申告をして還付を受けることになります。
こういったことから、複数口座を持つと必ずしも源泉徴収ありの特定口座のメリットを活かせるとは限りません。
非課税制度を使えるのは一つの口座のみ
日本にはNISAやつみたてNISA、iDeCoといった非課税制度がありますが、複数の口座を持つ場合にはいくつかの制限が生じます。
まずNISAまたはつみたてNISAは1社でしか利用できないので、例えばSBI証券でNISA用の口座を開設したならば、その他の会社で別途NISA口座を持つことはできなくなります。
またNISAとつみたてNISAはどちらかしか利用できないので、SBI証券でNISA口座をつくったなら、SBI証券でも他の証券会社でもつみたてNISAは利用できません。
こういった制限があることから、複数の口座を持ちつつ非課税制度を利用する場合、どの証券会社で非課税制度を利用するのか最初によく検討する必要があります。
なおNISAとiDeCo、またはつみたてNISAとiDeCoの併用は可能です。
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銀行口座のように証券口座も複数開設できますし、基本的に口座開設は無料です。複数の口座を持つことで資金管理やアカウントの管理の手間も増えます。管理可能な程度にしておくことが大切です。
高橋禎美
証券口座を複数持つことに関するよくある質問
最後に、証券口座を複数持つことに関してよくある質問を3つご紹介して、それらにお答えしていきます。
- 複数の口座を持つことに制限はありますか?
- 口座をつくって使わず放置した場合に、デメリットはありますか?
- CFD取引の際、特定口座は利用可能ですか?
複数の口座を持つことに制限はありますか?
一つの証券会社で複数の口座をつくることはできませんが、複数の証券会社でそれぞれ口座を持つことに関しての個数の制限などはありません。
自身のニーズを満たせるように、いくつでも組み合わせて使うことが可能です。
口座をつくって使わず放置した場合に、デメリットはありますか?
大半の証券会社では、放置してもデメリットはありません。
ただ、中には口座維持のためのコストを求められるところもあるので、注意が必要です。
例えば今回紹介したIG証券は、6ヵ月以上ポジションを立てず取引もしない状態で、口座に証拠金を預けたままにしておくと、口座管理手数料を取られてしまいます。
なおIG証券の場合も、使わないなら口座を空にしてしまえば、口座管理手数料は発生しなくなります。
CFD取引の際、特定口座は利用可能ですか?
特定口座での保管対象は上場株式やETF、投資信託などです。
CFDやFXはその対象外であり、特定口座を使って取引をおこなうことはできません。
また一般口座は源泉徴収の選択肢がないため、つまりはCFDやFXで既定額以上の利益が出た場合は、必ず自分で確定申告をおこなわなければなりません。
【まとめ】証券口座を複数持とう
今回は、証券口座を複数持つことについて解説しました。
最初にも述べた通り、数ある証券会社の中には様々な金融商品や銘柄を取り揃えているところも多くあります。
しかしそれだけでは自身のニーズに足らない場合は、複数の口座を持つことを検討しましょう。
またその検討の際は、今回紹介したメリット・デメリットもぜひ参考にしてみてください。
なお複数の口座を持つ際は、その中の一つとしてIG証券の利用をおすすめします。
IG証券なら低コストで、銘柄が豊富なFXやCFDに投資することが可能です。
口座開設はオンラインで無料でできるので、ぜひこの機会にIG証券の口座を持っておきましょう。
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高橋禎美(たかはし よしみ)
初心者向けにセミナー開催、執筆多数。
株式投資、投資信託、FX、不動産投資など運用中。
女性、子どものマネーリテラシーを向上させるのが夢。