【人気】オリックス(ORIX)株価の今後の見通しや株主優待・配当金・買い時を徹底解説
日本株投資におすすめの銘柄として挙げられるのがオリックスですが、どのような事業を展開しているかについて全く知らないという方も多いのではないでしょうか?
オリックス株が人気の理由には株主優待と配当金が魅力なことが挙げられます。
しかし、株式投資を行うのであれば、事業内容や業績なども分析しながら適切なタイミングで投資を行うことが重要です。
今回は、オリックス株の特徴や株主優待、今後の見通しなどを解説していきます。
- オリックスは金融サービスを中心に様々な事業を展開するグループ会社
- 6つの事業セグメントから構成され、連結している子会社は900社以上もある
- 配当金率が3%以上と優待銘柄の中でも高く、個人投資家からの人気が高い
- 直近決算では、リース事業や投資事業の売却益があり好調な決算となった
- 新型コロナウイルスの影響によりホテル・航空機部門は影響を受けたが、全部門黒字を計上
- 直近決算発表で増配を発表し株価を大きく伸ばしている
- オリックスの投資にはIG証券がおすすめ
オリックス株投資にはIG証券のCFD取引がおすすめです。
オリックスの株価は約2,200円で100株購入時には20万円以上の資金が必要ですが、CFD取引であればレバレッジをかけて少ない資金で投資を行えるので、分散投資がしやすくなります。
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オリックスとは?
オリックスがどのような会社かを簡単に説明すると、金融サービスという言葉が当てはまります。
融資、投資、生命保険、銀行、資産運用、自動車関連、不動産、環境エネルギー関連など幅広い事業を展開しており、主に金融関連にまつわるサービスを提供している会社です。
1964年の設立当初はリース会社として事業を展開しましたが、常に新しい事業に目を向けている会社であり、今後の事業展開についても注目が集まります。
また、1988年からプロ野球チームを買収したことでも知られており、オリックス・バファローズの経営も手がけています。
オリックス株の特徴
まずは、オリックス株の株価等の基本的な情報について確認していきましょう。
ここからは、オリックス株の事業内容や株価の特徴について解説していきます。
6つの事業に分かれて運営している
オリックスは幅広い事業を手がけていますが、主に次の6つの事業から構成されています。
- 法人金融サービス事業部門
法人向けに金融サービス、各種手数料ビジネスを展開 - メンテナンスリース事業部門
自動車リース事業、レンタカー、IT機器のレンタルなどを行う部門 - 不動産事業部門
不動産開発・賃貸・管理事業施設の運営、不動産投資を行う、ホテルの経営などもこの部門 - 事業投資事業部門
企業投資や再生可能エネルギーなどへの投資を行う部門 - リテール事業部門
生命保険、銀行、クレジットなど個人向けの金融サービスを展開 - 海外事業
海外向けに航空機・船舶関連事業、企業投資事業、金融サービスを提供
主に投資や金融サービスの展開を中心に事業を運営しており、連結子会社約900社から構成される大規模な企業です。
高配当&優待銘柄として人気が高い
オリックスは配当金が1株あたり約80円と高配当で配当率は3%以上を記録している日本株屈指の高配当株です。
中間配当(9月末)が42円、期末配当が46円であり、長期的な保有にもメリットがあります。
また、オリックスの株主優待では、1年に1回カタログギフト、半年に1回株主優待カードが受け取れるという優待銘柄としても優秀です。
株主優待・配当金を目当てにとりあえず長期保有している人も多く、個人投資家を中心に人気の高い銘柄となっています。
オリックス株の業績
オリックスについては、事業内容について知らなかった人も多いため、どのくらいの業績なのかについてもイメージできない人が多いと思います。
しかし、株式投資を行う上では、業績の分析については重要なポイントであるため、オリックスの2022年3月期第1四半期業績や2021年3月期業績について、詳しく確認していきましょう。
2023年3月期第1四半期業績
項目 | 2023年3月期第1四半期業績 |
---|---|
売上高 | 2,666,373 |
営業利益 | 313,988 |
経常利益 | 367,168 |
当期純利益 | 273,075 |
2023年3月期第1四半期業績の売上高については、前年同期比べて売り上げが大幅に伸びています。
2023年3月期第1四半期は、生命保険料収入および運用益が減少したものの、サービス収入や有価証券売却・評価損益および受取配当金、オペレーティング・リース収益が増加したことが、収益性をあげた要因です。
営業費用は、信用損失費用と生命保険費用が減少したものの、販売費および一般管理費やサービス費用、オペレーティング・リース原価が増加したため微増にとどまりました。
2020年から現在までの業績比較
項目 | 2023年3月期業績 | 2022年3月期業績 | 2021年3月期業績 | 2020年3月期業績 |
---|---|---|---|---|
営業収益 | 2,666,373 | 2,520,365 | 2,292,708 | 2,280,329 |
営業利益 | 313,988 | 302,083 | 258,814 | 269,681 |
経常利益 | 283,473 | 504,876 | 287,561 | 412,561 |
当期純利益 | 211,388 | 312,135 | 192,384 | 302,700 |
2021年3月期の営業収益は、前年連結会計年度の2,280,329百万円に比べておよそ1%増の2,292,708百万円になりました。
新型コロナウイルス下で航空機器のリースやホテル運営事業などの事業が悪化しサービス収入やオペレーティング・リース収益が減少したものの、生命保険料収入および運用益や有価証券売却・評価損益および受取配当金が大きく伸びたため増収となっています。
営業収益が微増したものの、経常利益が-30.3%、当期純利益については-36.4%と、2020年3月期の水準を大幅に下回りました。
事業売却による損失などの新型コロナウイルスによる一過性の損失が多く計上されたことが当期純利益の減少要因としており概ね問題はないようです。
また、新型コロナウイルスによる影響を受けたものの、セグメント単位で見ても赤字の事業がなく、全ての事業が堅調であることがわかります。
2022年からは徐々に上昇水準にあり、株価も連動して上昇しています。
オリックス株の価格動向
オリックス株の買い時を判断するためには、チャートを確認しどのような価格動向で推移してきたかを分析することが重要です。
ここからは、オリックス株の価格動向について、2020年末までのチャートと2021年以降のチャートに分けて解説していきます。
2020年末までの価格推移
オリックスについては、2001年から2020年を比較すると、大きな暴落を棄権しながらも上昇傾向にあります。
チャートの中でも一際目立っているのは、2008年頃からの大きな下落です。
2008年頃の大暴落は、リーマンショックによる世界的な経済危機が起こったことで、日本株式市場全体にも大きな暴落が発生し、オリックス株も影響を受けました。
リーマンショックからの経済回復が遅く、上昇するのは2013年以降のことになります。
2013年から2020年まではやや横ばいで推移しており、株価が安定していますが、2020年に再びコロナショックによる一時的な暴落を経験します。
オリックスは多数の事業を展開している関係で、ホテル事業や航空機事業など、新型コロナウイルスによる外出自粛の影響を受けた事業も少なくありません。
このようなコロナによる影響が投資家たちの売りを推し進め、数ヶ月間は暴落しましたが、2020年後半になると再び株価が上昇しています。
2021年以降の価格推移
オレンジ色のチャートは日経平均株価の推移ですが、2021年前半については、オリックスと日経平均株価の増減率が連動しているように見えます。
しかし、オリックスは5月に入ってから株価が大きく上昇し始めており、日経平均株価と大きく乖離しています。
5月13日に発表した2021年3月期決算の際に、配当金を増配し1株あたり78円にすると発表したことで、株価を押し上げる要因となりました。
2022年3月末についても、配当金は増配されたまま継続するとしており、配当金が上がったことが投資家たちにとってポジティブなニュースとなり、価格を伸ばし続けています。
元々株主優待が充実していながら配当率も高水準であり、個人投資家におすすめな銘柄であったものの、さらに増配となれば、購入の意欲は高まるでしょう。
日経平均株価は9月中旬から下落トレンドとなっている中、オリックスの株価は堅調に推移しており、今後にも期待が持てます。
オリックスの株主優待
オリックスの株主優待では3月末と9月末の権利確定日に株式を100株以上保有している人に対して、次の2つがもらえます。
- ふるさと優待<3月末>
- 株主カードの発行<3月末・9月末>
3月末にもらえるふるさと優待とは、対象となる株主の皆さまに、オリックスグループの全国各地の取引先が取り扱う商品を厳選してカタログギフトに仕立て、好みの商品を自由に1点を選ぶことで特産品が受け取れる優待です。
また、100株以上を3年以上継続して保有している場合には、さらにグレードの高いカタログギフトを受け取ることができます。
また、株主カードは、オリックスグループが提供する各種サービスを割引価格で利用することができるカードで、有効期限内であれば何度も利用することが可能です。
どちらも充実した優待内容となっていますので、興味のある方は是非株式を保有してみましょう。
株主優待を受け取るためには、LINE証券などの証券会社で現物の株を保有する必要がありますので、まだ口座をお持ちでない方はこの機会にぜひ口座開設しておきましょう。
オリックス株投資におすすめの証券会社
オリックスの株式を購入したい場合には、CFD取引と現物取引の2種類から取引方法を選ぶことができます。
それぞれどの取引を行うかによって、おすすめの証券会社が次のように異なります。
オリックスの投資を行う場合におすすめな証券会社について、おすすめポイントなどを解説していきます。
IG証券
取扱商品 | FX、CFD、ノックアウトオプション、バイナリーオプション |
CFD取引手数料 | 無料(ETF、株式の場合は別途手数料が発生) スプレッド(買値と売値の差額) |
レバレッジ | 商品CFD:最大20倍 株式CFD:4〜5倍 株価指数CFD:最大10倍 FX:最大25倍 |
公式サイト | IG証券公式サイト |
関連記事 | IG証券の評判 |
- オリックス株のCFD取引が行える
- 日本株だけでなく海外市場にも強く、株式やETFなどの銘柄数が多い
- ノックアウトオプションでリスクを抑えた取引が可能
IG証券では、オリックス株のCFD取引が可能なため、証拠金が少ない方でも分散投資がしやすいことがメリットです。
オリックス株を現物保有する場合に必要な資金は約22万円程度と投資資金があまりない方には高額であるため、CFD取引でレバレッジをかけながら運用するのがおすすめです。
CFD取引でレバレッジをかけて多数の銘柄に分散投資を行うことで、初心者でもリスクを抑えながら取引することができます。
また、IG証券では、CFD取引の扱いがある証券会社の中で、取り扱う銘柄が格段に多く、日本株以外にも米国株や海外ETFなどの幅広い銘柄のCFD取引を行いたい方におすすめの証券会社です。
CFD取引の場合には、株主優待を受け取ることはできませんが、配当金については配当金相当額として同額を受け取ることができるため、株主優待がなくても問題ない場合にはIG証券で取引しましょう。
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LINE証券
取引手数料 (国内株・現物取引) | 55円~1,070円 |
単元未満株 | ○(いちかぶ) |
その他の主なサービス | LINEポイント LINE Pay対応 |
公式サイト | LINE証券公式サイト |
関連記事 | LINE証券の評判 |
- オリックス株の現物購入が可能
- 単元未満株であるいちかぶが利用できる
- 購入の際にはLINEポイントやLINE Payを利用できる
LINE証券はCFD取引には対応していませんが、オリックス株の現物取引が可能で株主優待や配当金をもらいながら取引することができます。
LINE証券ならではのメリットとして、株式の購入にLINEポイントやLINEPayが利用できるため、LINEポイントがたくさんあるという方におすすめできます。
また、投資資金が少ないという方でもいちかぶ(単元未満株)で100株未満でも購入できます。
株主優待は受け取れませんが、配当金はもらえるため、少額から始めたい人は単元未満株を利用しましょう。
オリックス株への投資方法(CFD)
オリックス株や日本株への投資に興味のある方は、証券会社へ口座開設を行いましょう。
ここからは、CFD取引ができるIG証券を例に、オリックス株への投資方法について解説していきます。
口座開設手続きを行う
まずは、IG証券の口座開設を行います。
ホームページの各所に配置されている「口座開設」という緑のボタンがあるので、クリックすることで、口座開設手続きができます。
上記のような画像が表示されたら、項目にしたがって、入力しましょう。
- 申し込み情報、本人情報の入力
- 各種規約の同意
- 本人確認書類の提出
申し込み手続きが終わると、審査が行われます。
審査には、数日程度かかる場合がありますので注意が必要です。
銘柄を選択し、取引を行う
まずは、マイページから、「株式CFD」を選択し、取引画面に移ります。
取引画面の左にある「株式」をクリックします。
株式の銘柄一覧が表示されるため、取引を行いたい銘柄を選択します。
また、画面左にある「検索」のタブで銘柄名を入力することで、任意の個別株式を検索可能です。
オリックスを検索したい場合は、「オリックス」と検索するか、取引所コードである「8591」と入力することで、取引画面とチャートを開くことができます。
レートと取引画面が表示されるため、上記画像の通り、注文方法を選択し売買を行いましょう。
「発注」ボタンを選択すると、注文条件にしたがって取引が行われます。
上記のように、簡単に取引ができますのでぜひ口座開設をしてみましょう。
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オリックス株への投資方法(現物)
次にオリックスの株主優待が欲しい方向けに現物取引の方法について解説します。
ここでは、LINE証券の取引画面を例に取引手順を確認していきましょう。
①銘柄を検索する
まずは、LINE証券のトップページにアクセスし、銘柄を検索しましょう。
トップページにある上部から「銘柄を探す」もしくは右上の検索タブを開くことで銘柄を探すことができます。
オリックスの場合には、右上の検索タブから「オリックス」と検索するか、取引所コードである「8591」と入力すれば簡単に取引画面を開くことができます。
②取引内容を選択し注文する
銘柄を検索したら、注文内容を選択します。
注文方法には成行注文と指値(価格指定)がありますので、好みの注文方法と数量・価格を入力し、注文を行いましょう。
オリックス株投資に関するよくある質問
オリックス株の投資に関するよくある質問として、次の3つをまとめました。
- オリックス株は現物取引がおすすめ?CFD取引がおすすめ?
- オリックス株の魅力は?
- オリックス株の懸念点はある?
オリックス株は現物取引がおすすめ?CFD取引がおすすめ?
優待目当てであれば株主優待の権利を獲得できる現物取引がおすすめです。
オリックスの優待はカタログギフトで魅力があり、長期保有時にはグレードが上がるため、現物で長期保有している人も多いです。
一方で、優待の内容に魅力を感じない方であれば、CFD取引を活用し資金効率を高めて運用するのがおすすめです。
CFD取引でも配当金は受け取れるため、配当をもらいながら多くの銘柄に分散投資を行うことが可能です。
オリックス株の魅力は?
オリックス株の魅力は業績が非常に安定していることと、優待や配当金などの還元性も充実しているという点です。
オリックスの事業は金融サービスをはじめとして多岐にわたるため、1つの事業が崩れても他の事業でカバーすることができ、短期的な問題はありません。
しかし、オリックスの直近決算では全てのセグメントで黒字となっているため、崩れている事業もなく非常に安定していることが魅力です。
また、オリックスの株主優待はカタログギフトで多くの投資家に人気の優待銘柄であるだけでなく、配当率も3%以上と日本株では高水準で株主還元という観点では魅力があります。
したがって。優待目当てや配当でインカムゲインを得たい人にもおすすめの銘柄です。
オリックス株に懸念点はある?
オリックスは短期的に見て業績が大幅に悪化する懸念はありませんが、株価下落の要因としてあげられるのは日本株市場の動向と配当金や優待の改悪です。
現状は日経平均株価が30,000円を突破したかと思えば28,000円代に逆戻りしたりとやや不安定な相場なため、今後の株式市場が崩れ日経平均が28,000円を大きく下回るとオリックスにも影響が出る可能性があります。
また、オリックスは直近の通期決算で増配を発表していますが、将来的に配当金の減配や株主優待の悪化が起こると個人投資家たちの売りが殺到するため、株価の下落要因となります。
オリックス株のまとめ
今回は、オリックス株の株主優待や今後の見通しについて解説しました。
- オリックスは金融サービスを中心に様々な事業を展開するグループ会社
- 6つの事業セグメントから構成され、連結している子会社は約900社もある
- 配当金率が3%以上と優待銘柄の中でも高く、個人投資家からの人気が高い
- 直近決算では、リース事業や投資事業の売却益があり好調な決算となった
- 新型コロナウイルスの影響によりホテル・航空機部門は影響を受けたが、全部門黒字を計上
- 直近決算発表で増配を発表し株価を大きく伸ばしている
- オリックスの投資にはIG証券がおすすめ
オリックスは事業内容も非常に好調で、配当金、株主優待ともに充実している、魅力的な銘柄です。
投資に回せる資金が少なくてオリックスに投資ができないと悩んでいる方でも、IG証券で利用できるCFD取引を活用すれば少ない資金で分散投資できますのでこの機会に取引を始めてみましょう。
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