テンセント(Tencent)株価の見通しはどう?買い方や将来性について解説【下落する?】
テンセントは、メッセンジャーアプリのWechatやオンラインゲーム事業などを手がける中国の大手IT企業です。
時価総額ランキングで一時は世界のトップ10に名を連ねたこともある国際的な大企業で、投資先としても高い人気を誇っていたのですが、2021年以降は先行きの不透明感から投資家に警戒心を持たれて、株価の下落が続いています。
そこで今回は、中国株全般やテンセントへの投資に興味を持っている方に向けて、テンセントの特徴や業績、近年の株価動向、株価が下がっている主要因などをご紹介していきます。
- テンセントはメッセンジャーアプリやオンラインゲームを始めとして、様々なIT事業を手がけるコングロマリット
- 2023年3時点の時価総額ランキングでは世界13位、中国国内ではトップに立っている
- 業績は好調だが、中国政府の規制強化を懸念して、株価は下落基調に陥っている
- 中国政府は規制強化の5か年計画を掲げており、今後のさらなる悪影響を否定できない
- 売りから取引できるIG証券の株式CFDなら、下落基調が続くテンセントでも利益を狙うチャンスあり
テンセントは2021年以降、株価の下落が続いており、まだ明確な復調の兆しも見えません。
しかしIG証券の株式CFDなら下落相場の中でも、売りから取引を始めて「高く売って、安く買い戻す」ことで、収益を上げることが可能です。
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テンセント(Tencent)とは?
企業名 | テンセント 英語表記:Tencent Holdings Limited 中国語表記:騰訊控股有限公司 |
本社所在地 | 中国深圳 イギリスケイマン島(登記上の所在地) |
創業 | 1998年 |
代表者 | 馬 化騰(ポニー・マー) |
主な製品・サービス | WeChat(メッセンジャーアプリ) テンセントQQ(メッセンジャーアプリ) QQ空間(SNSサイト) テンセントゲームズ(オンラインゲームコミュニティ) テンセントビデオ(動画配信サービス) QQ音楽(音楽配信サービス) テンセントクラウド(クラウドサービス) |
テンセント(Tencent)とは、1998年に設立された中国の巨大コングロマリット(混合企業)です。
メッセンジャーアプリの中国トップシェアである「Wechat」を手がける他、子会社を通じてオンラインゲームや動画・音楽配信、電子書籍サービス、電子商取引、人工知能事業など、IT関連のあらゆる事業を展開しています。
ちなみに、メッセンジャーアプリ「Wechat」の月間アクティブユーザー数は驚きの12億人超えであり(日本で人気のLINEは9,000万人弱)、圧倒的な人気を誇っています。
テンセント(Tencent)株の特徴
銘柄名 | テンセント(Tencent) |
ティッカーシンボル | 0700 |
上場市場 | 香港証券取引所(HKG) |
株価(2023年9月時点) | 304.40香港ドル |
直近配当利回り | 0.50% |
時価総額 | 2.91兆香港ドル |
テンセントは2004年から香港証券取引所に上場しており、中国の主要な株価指数の一つである「香港ハンセン株価指数(HSI)」の構成銘柄にもなっています。
また、テンセントとその株式には次のような特徴があります。
- 中国で時価総額トップの多国籍企業である
- 業績は右肩上がりである
- 中国企業ならではのカントリーリスクがある
中国で時価総額トップの多国籍企業である
テンセントはSNSアプリやゲームプラットフォームが中国内で高い人気を有していますが、それだけでなく海外での事業も積極的に展開しています。
例えばアメリカでは、世界最大のPCゲーム「League of Legends」を運営するライアットゲームズ社や、「Unreal Engine」を開発しているEpic Games社を買収しています。
また日本企業との繋がりも強く、任天堂、セガ、カプコン、バンダイナムコ、集英社、スクウェア・エニックス、KADOKAWAなど、数え上げるときりがありませんが多くの名だたる企業と業務提携を結んでいます。
ちなみに時価総額は約3兆5億香港ドルで、2023年3月における世界の時価総額ランキングでは13位、中国内では堂々のトップです。
業績は右肩上がりである
後ほど詳しくご紹介しますが、テンセントでは毎年のように業績の増収増益が続いています。
2021年の連結決算はまだ発表されていないので1年分古いデータにはなりますが、2020年12月期の連結決算に目を向けると、純利益が前年比で71%も増えて1,598億元(約2兆8,700億円)に上っています。
コングロマリットは多くの分野で補い合うことにより安定感がある一方で、一部の事業が足を引っ張って成長が鈍化することも多いのですが、テンセントの場合は事業全般で成長が続いています。
中国企業ならではのカントリーリスクがある
堅調な成長を続けるテンセントですが、その株価は2021年始めから下落し続けています。
下落の主な要因は、中国政府が企業への取り締まりを強めていることにあります。
テンセントでは2021年7月に、音楽配信大手「チャイナミュージック」を買収してシェアを拡大したことが音楽市場の独占に当たるとして、中国政府から規制と罰金を科せられました。
また2021年8月には、メッセンジャーアプリの「Wechat」が未成年者を保護する法律を遵守していないとして、中国政府から提訴されました。
なおこういった中国政府による規制強化は、テンセントのみを標的にしたものではなく、あらゆる分野や企業に対しておこなわれています。
そのため多くの投資家が中国市場への警戒感を抱いており、中国株の主要株価指数である香港ハンセン株価指数(HSI)のチャートからも読み取れる通り、2021年から主要な中国株銘柄は軒並み下落しています。
2022年後半からは徐々に反発を見せていますが、まだ安値圏で停滞している状況とも言えるでしょう。
テンセント株へ投資を検討されている方は、これらの特徴をしっかり抑えておきましょう。
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テンセント(Tencent)株の業績
それではここで、テンセントのこれまでの業績を振り返っておきましょう。
2016~2020年の業績推移
まず、2016年から2020年までの5年間の業績推移は以下の通りです。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
---|---|---|---|
2016年12月期 (2016.1~2016.12) | 1,519億3,800万元 | 561億1,700万元 | 410億9,500万元 |
2017年12月期 (2017.1~2017.12) | 2,377億6,000万元 | 903億200万元 | 715億1,000万元 |
2018年12月期 (2018.1~2018.12) | 3,126億9,400万元 | 976億4,800万元 | 787億1,900万元 |
2019年12月期 (2019.1~2019.12) | 3,772億8,900万元 | 1,186億9,400万元 | 933億1,000万元 |
2020年12月期 (2020.1~2020.12) | 4,820億6,400万元 | 1,842億3,700万元 | 1,598億4,700万元 |
先ほど特徴として取り上げましたが、この表からも読み取れる通り、テンセントでは毎年ハイペースで増収増益が続いています。
また2020年には創業から始めて、純利益が1,000億元(約1兆8,000億円)を突破しました。
なお2020年の売上割合は以下の通りで、どこか一つの分野に大きく偏ることなく、複数の分野で高い売上げを上げていることがわかります。
- 付加価値サービス(オンラインゲームなど):32%
- フィンテック・企業向けサービス:27%
- オンライン広告:26%
- その他:2%
2021年の業績
次に、2021年9月期までの四半期ごとの業績は、以下の通りとなっています。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
---|---|---|---|
2021年3月期 (2021.1~2021.3) | 1,353億300万元 | 562億7,300万元 | 477億6,700万元 |
2021年6月期 (2021.4~2021.6) | 1,382億5,900万元 | 524億8,700万元 | 425億8,700万元 |
2021年9月期 (2021.7~2021.9) | 1,423億6,800万元 | 531億3,700万元 | 395億1,000万元 |
2021年も売上げは伸びていますが、純利益については減益を記録しています。
また9月期の純利益は、前年9月期から見てもやや減少しています。
このように2021年に入って成長が鈍化した要因は、先ほど特徴で取り上げた通り、中国政府が規制を強めていることにあります。
2023年現在までの純利益
現在までのテンセント業績は次の通りです。
決算期 | 純利益(百万元) |
---|---|
19年/12 | 93,310 |
20年/12 | 159,847 |
21年/12 | 224,822 |
22年/9 | 399.400 |
2022年7~9月期の純利益までを比較しても、大きく業績を伸ばしていることが分かります。
2020年~2022年まではコロナの影響や中国当局の規制などで苦戦をする場面もあったが、広告や企業向けサービスによるカバーで強みを発揮しました。
ただし、中国政府は2021年8月に発表した声明において、これから5年間に渡って様々な分野で規制を強化することを表明しており、テンセントも中国国内の事業では今後も苦戦を強いられると見られています。
テンセント(Tencent)株の価格推移
業績を確認したところで、続いてはテンセントのこれまでの株価動向もチェックしておきましょう。
2016~2021年の株価推移
まず、先ほど業績を確認した2016年から2021年までの株価動向は以下の通りです。
長期的に見るとテンセントの株価は、好調な業績に比例するように堅調に伸びています。
一方で短期的には、中国政府によるゲームへの規制強化や人民元安などの影響で、2018年に大きく下落しています。
また2021年も、やはり中国政府の規制強化を投資家が嫌気したことで大きく値を崩しています。
2022年~現在までの株価動向
次に、2022年から現在に入ってからの値動きを見てみましょう。
2022年1月は前半に一度、大きく価格を下げています。
この下落もやはり中国政府からの締め付けが絡んでおり、年始に中国政府がテンセントに対して、過去の買収や提携に報告漏れがあったとして罰金を科したことが起因していると見られています。
なお、その後は世界的なインフレ懸念なども影響し下降トレンドを形成しました。
2021年の高値が約700香港ドルであったのに対し、2022年11月には約200香港ドルまで下落しています。
2023年7月現在は340香港ドルまで回復をしていますが、明確に上昇へ転じるような兆しもまだ見られません。
さて、このように株価では芳しくない状況が続いているテンセントですが、売りと買いのどちらからでも取引を始められる株式CFDなら、これから株価が上がっても下がっても問題なく取引のチャンスを得ることができます。
テンセントのような中国株を用いた株式CFDに興味を持った方は、ぜひIG証券の利用を検討してみましょう。
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テンセント(Tencent)株投資におすすめの証券会社
テンセントのような中国株は日本株や米国株と比べるとマイナーで、取り扱う証券会社も限られるのですが、今回はその限られた中からCFD取引では「IG証券」、現物取引では「SBI証券」をご紹介します。
IG証券【CFD取引】
取扱商品 | FX CFD(株式・株価指数・商品) ノックアウトオプション バイナリーオプション |
株式CFDの取扱銘柄 | 国内外の約1万2,000銘柄 |
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株式CFDの取引手数料 | 香港株:片道0.275% |
公式サイト | IG証券公式サイト |
関連記事 | IG証券の評判 |
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また、CFD取引であれば現物取引と違って、売りからでも取引を始められます。
そのため2021年から下落基調が続いているテンセントにおいても、十分に取引のチャンスを見つけられることでしょう。
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SBI証券【現物取引】
取扱商品 | 国内株式・ETF 外国株式・海外ETF 投資信託 債券 FX 先物・オプション取引 CFD(くりっく株365) eワラント 金・プラチナ取引 |
中国株の取扱銘柄数 | 1,300銘柄以上 |
中国株現物取引の取引手数料 | 約定代金の0.26%(税込0.286%) 最低手数料:47香港ドル(税込51.7香港ドル) 上限手数料:470香港ドル(税込517香港ドル) |
公式サイト | SBI証券公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
- 取扱銘柄が豊富で、手数料も業界最安水準
- 中国株現物取引で、取引通貨を選べる
- NISA枠で中国株に取引することも可能
SBI証券は、グループ全体で累計口座開設数720万口座を超える国内ネット証券の最大手です。
豊富な取扱商品・銘柄とリーズナブルな手数料で人気を集めており、中国株についても香港証券取引所メインボード・GEMへ上場しているものの内、選ばれた1,300以上の銘柄に対して、業界最安水準の手数料での取引が可能です。
また、テンセントのような香港市場の銘柄は香港ドルで取引されているのですが、SBI証券では自分で両替して香港ドルを用意しなくても、日本円による円貨決済ができるようになっています。
さらにSBI証券は非課税制度のNISAを扱っているので、NISA枠でテンセントに投資することもできます。
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テンセント(Tencent)株への投資方法(CFD)
使いやすいネット証券を2社ご紹介しましたが、ここで実際にその2社を使ってテンセントに投資する一連の流れをご紹介します。
まずIG証券の株式CFDでは、以下の流れでテンセントに投資することができます。
- IG証券で口座を開設する
- 口座に投資資金を入金する
- 取引ツールでテンセントを探す
- テンセントに投資する
STEP1:IG証券で口座を開設する
まずはIG証券にアクセスして、口座開設の手続きをおこないましょう。
口座開設には手数料がかからず、ネットを介して3分程度で申し込むことができます。
また口座開設申し込み後、最短2日で取引ができるようになります。
STEP2:口座に投資資金を入金する
口座開設が完了したら、以下のいずれかの方法でその口座に投資資金を入金しましょう。
- クイック入金(提携先のネットバンキングを利用した入金サービス、一部を除き手数料無料)
- ベストレシーバー入金(ATMや金融機関窓口などからの振込、手数料は自己負担)
STEP3:取引ツールでテンセントを探す
IG証券では株式CFD以外にも、商品CFDや株価指数CFD、オプション取引など様々なデリバティブ商品を扱っています。
また株式CFDでは、国内外の約1万2,000銘柄を取り揃えています。
そこで取引できる環境が整ったら、様々な商品・銘柄の中からテンセントを見つけるところから始めましょう。
まず自身のアカウントにログインすると、口座が商品ごとに分かれているので「個別株口座」を選択します。
個別株口座の取引画面を開けたら、検索窓で銘柄名またはティッカーを入力して、テンセントを見つけましょう。
STEP4:テンセントに投資する
最後にテンセントを選択してチャートを開けたら、タイミングを見計らって、売りまたは買いの注文を入れましょう。
なおIG証券では、注文時に売買の方向だけでなく以下の項目を設定できます。
- 注文方向:売り注文/買い注文
- 注文方法:成行/指値・逆指値/IFD/IFO
- ロット数
- スリッページ許容値
- 両建ての有無
以上が、IG証券でテンセントに投資する基本的な流れになります。
繰り返しになりますが、IG証券の株式CFDなら売りからでも取引を始められるので、下落基調が続くテンセントにおいても十分に利益を得るチャンスがあります。
テンセントに限らず国内外の様々な銘柄に対して、相場の状況に合わせた投資ができる株式CFDに挑戦してみたい方は、ぜひこの機会にIG証券公式サイトをチェックしてみましょう。
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テンセント(Tencent)株への投資方法(現物)
続いて、SBI証券の現物取引では、以下の流れでテンセントに投資できます。
なお基本的な流れは、IG証券の株式CFDともそれほど変わりありません。
- SBI証券で口座を開設する
- 口座に投資資金を入金する
- 取引ツールでテンセントを探す
- テンセントに投資する
STEP1:SBI証券で口座を開設する
SBI証券の場合も、まずは口座をつくるところから始めましょう。
なおSBI証券はNISAとつみたてNISAに対応しており、通常口座の開設手続きに合わせて、それらの非課税口座を持つことも可能です。
また先ほど述べた通り、NISAを使ってテンセントに投資することもできます。
ただ、NISAとつみたてNISAの口座はどちらか一つしかつくることができず、またSBI証券でそれらの口座をつくってしまうと他のネット証券では使えなくなるので、非課税制度利用の判断は慎重におこないましょう。
STEP2:口座に投資資金を入金する
口座を開設できたら、その口座に投資資金を入金しましょう。
SBI証券での入金方法は以下の4通りがあります。
- 即時入金サービス(提携銀行のネットバンキングを利用した入金)
- リアルタイム入金サービス(提携の地方金融機関口座を利用した入金)
- 銀行振込
- ゆうちょ銀行振替入金
STEP3:取引ツールでテンセントを探す
取引できる環境が整ったら、自身のアカウントにログインして、テンセントを探し当てましょう。
まずはログイン後のトップ画面で、外国株式の「取引」ボタンをクリックします。
続いて検索窓で銘柄名またはティッカーを入力して、テンセントを見つけましょう。
STEP4:テンセントに投資する
テンセントを選択して取引画面を開いたら、チャート右上の「買付」ボタンをクリックし、数量を指定して買い注文を入れましょう。
なお先ほど紹介した通り、SBI証券では自分で日本円を両替しなくても、そのまま円貨決済することも可能です。
以上、SBI証券の現物取引でテンセントに投資する方法をご紹介しました。
取引の仕組みは非常にシンプルなので、テンセントへの現物取引に興味がある方は、SBI証券を使ってまずは少額から投資を始めてみましょう。
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テンセント(Tencent)株投資に関するよくある質問
最後に、テンセント株に関してよくある質問を3つご紹介します。
- テンセントのような中国株と、米国株の違いは何ですか?
- テンセント株に配当はありますか?
- テンセントの業績はどこで確認できますか?
テンセントのような中国株と、米国株の違いは何ですか?
中国株は、米国株よりもハイリスク・ハイリターンな投資対象として知られています。
アメリカは比較的長い時間をかけて成長を遂げており、今後も底堅い成長が続くと見られています。
一方で中国は、1970年代後半からの高度経済成長で急速な経済発展を遂げており、現在はややそのスピードは鈍化していますが、成長性が魅力的であることには変わり有りません。
しかし先ほどテンセント株の特徴で挙げた通り、中国株に投資する場合は高い政治的リスクを伴います。
テンセント株に配当はありますか?
テンセントでは年に一回(権利落ちは5月)、配当を実施しています。
直近5年の配当利回りは、以下の通りです。
- 2017年:0.23%
- 2018年:0.21%
- 2019年:0.27%
- 2020年:0.28%
- 2021年:0.27%
テンセントの業績はどこで確認できますか?
テンセントの業績(IR情報)は、テンセント公式サイトから確認できます。
ただテンセント公式サイトで選択できる言語は、英語または中国語であり、日本語での情報は用意されていません。
そのため英語や中国語が不得手な方は、中国株専門の投資情報サイト「二季報WEB」などを活用するとよいでしょう。
また、先ほど紹介したSBI証券とIG証券でも、口座を開設するとテンセントなど各銘柄の詳細な情報を閲覧できるようになります。
テンセント株の取引を検討されている方は、これらの質問を参考にしつつ、CFD銘柄も豊富なIG証券公式サイトをチェックしておきましょう。
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テンセント(Tencent)株のまとめ
今回は、中国有数の大手IT企業「テンセント」についてご紹介しました。
- テンセントはメッセンジャーアプリやオンラインゲームを始めとして、様々なIT事業を手がけるコングロマリット
- 2021年末時点の時価総額ランキングでは世界11位、中国国内ではトップに立っている
- 業績は好調だが、中国政府の規制強化を懸念して、株価は下落基調に陥っている
- 中国政府は規制強化の5か年計画を掲げており、今後のさらなる悪影響を否定できない
- 売りから取引できるIG証券の株式CFDなら、下落基調が続くテンセントでも利益を狙うチャンスあり
テンセントは、時価総額ランキングで中国のトップに立つ巨大コングロマリットです。
近年の業績も好調続きで、2020年には創業から初めて純利益が1,000億元を突破しました。
にもかかわらず2021以降は、中国政府による規制強化の影響から株価の下落が続いており、2022年に入っても未だ暗雲が晴れていません。
そのため、これから現物取引でテンセントへの投資を検討している場合は、株価が下がっていて安く買えるからと安易に飛びつかず、中国政府からの締め付けの様子を伺いながら慎重に復調の兆しを待った方が得策と言えるでしょう。
なお現物取引ではなく、売りからでも取引できる株式CFDであれば、現在の下落相場でも十分に取引のチャンスを掴むことができます。
株式CFDに興味を持った方は、ぜひこの機にIG証券公式サイトをチェックしておきましょう。
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