【大好評】松井証券の評判/口コミやメリット・デメリット・手数料を徹底解説!
投資を始めるのに大切なのは、証券会社選びです。
証券会社によって、取り扱っている銘柄や手数料などが異なるためです。
松井証券は1918年に創業し、実に100年を超える実績があり、初心者から上級者まで幅広い年代の方が、利用している証券会社です。
とはいっても、松井証券を実際に利用しても問題ないのか、不安に思っている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、松井証券に関する評判やメリット・デメリット、よくある質問について解説します。
この記事を読んで松井証券の特徴を知り、証券会社選びの参考にしてみてください。
- 松井証券は100年以上の歴史がある証券会社
- 25歳以下の取引手数料が無料など手数料体系に力を入れている
- 外国株の取り扱いがないことに注意
- デイトレードをしている人や1日50万円以下の取引しかしない人におすすめ
松井証券は1日の投資額が50万円以下の人に対して、手数料が0円になるサービスを展開しています。
その他の点でも、初心者にとって非常にお得なサービスが揃っておりますのでまだ口座をお持ちでない方は是非この機会に無料で口座開設しておきましょう。
松井証券とは?
口座開設数 | 約136万口座(2021年10月時点) |
取扱商品 | 現物株式、信用取引、投資信託、先物・オプション取引、FX等 |
取扱銘柄 | 東証・名証・福証・札証の上場銘柄等 |
現物取引手数料 | 【1日定額制】50万円まで:0円100万円まで:1,100円※以降、100万円増えるごとに1,100円加算(上限10万円)※25歳以下はすべて無料 |
NISA・つみたてNISA | ◯ |
iDeCo | ◯ |
松井証券は、20年以上前に日本で初めて本格的なインターネット証券取引を始めた証券会社です。
取引手数料は1日の約定代金が50万円までであれば無料など、手数料体系にも力を入れています。
また、後ほど紹介する信用取引の手数料がかなりお得なので、見逃さないようにしてください。
さらに、安定したサイト・パフォーマンスの追求をしたり、不正アクセスへの対策をするなど安全な取引のための取り組みを徹底しているため、利用者側は安心して口座を使えます。
NISAやiDeCoにも対応しているため、中長期的な投資をサポートしてくれます。
松井証券の特徴|メリット
松井証券のメリットは以下のようなものがあります。
- 毎月現金還元サービス
- IPOの申込時に購入代金が不要
- サポート体制が充実
- 1日信用取引制度がお得
以下で詳しく解説します。
毎月現金還元サービス
通常、投資信託を保有する場合、運用や管理にかかる費用として「信託報酬」を支払う必要があります。
信託報酬は一般的にインデックス型(指数連動型)なら年率0.1~0.5%、アクティブ型(指数連動型ではない)なら1.5%程度だ
松井証券では、2020年に日本初のサービスとして、信託報酬の一部を毎月投資家に現金で還元するサービスを始めました。
松井証券が受け取る信託報酬は、年率0.3%(税抜)と定め、残りの信託報酬を最大0.78%(税抜)までを還元します。
つまり、信託報酬がおよそ0.3%~1.0%の場合、どの投資信託を選択しても、手数料面では差が出ないということになり、手数料よりも今後期待できるパフォーマンスがより重要になるのです。
実際に1000万円分預けている時を想定して、どれくらい還元されるのか計算してみましょう。
投資信託名 | 毎月還元される価格 | 年間で還元される額 |
---|---|---|
新光US-REITオープン(愛称:ゼウス) | 2,500円 | 30,000円 |
ひふみワールド+ | 3,583円 | 43,000円 |
フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド | 3,541円 | 42,500円 |
対象となる投資信託は、2021年11月現在で1,156本あります。
手数料については、「証券会社の手数料を徹底比較」の記事で詳しく説明していますので、是非あわせてご覧ください。
IPOの申込時に購入代金が不要
松井証券では、IPOの申込時に購入代金が不要なのがメリットの一つです。
IPOでは、一般的に申込時に購入代金を拘束されます。
一方、松井証券では、当選後に資金を拘束されます。
そのため、IPOに申し込む際には資金は必要なく、当選してから資金を準備しても問題ありません。
資金力はあまりないものの、複数銘柄への抽選に申し込みたい方におすすめ証券会社です。
また、IPOの抽選方法として、資金が少ない個人投資家に優しい公平な抽選方法を採用しているのも魅力の一つです。
口座内残高が多いほうが、当選確率が上がる仕組みを取っている証券会社もあります。
個人投資家はIPO投資にそこまで資金を回せないので、松井証券のように資金拘束が当選後で、抽選方法は完全平等を行う証券会社から応募したほうが不公平さを感じることはありません。
IPOの当選を狙っている人は、松井証券からも抽選に参加しておきましょう。
サポート体制が充実
松井証券では、創業から100年を超える老舗の証券会社であることから、これまでの情報を収集し、サポート体制を充実させています。
例えば「株の取引相談窓口」があります。
株の相談窓口では、「銘柄探し」や「売買のための材料探し」、「取引するタイミング」の相談が無料できます。
2021年10月の実績では、電話して5分以内に応答されているので、仕事などで忙しいかたにも優しいサービスと言えるでしょう。
また、「QUICKリサーチネット」を無料で使える点もメリットの一つです。
QUICKリサーチネットは、豊富な証券・金融データベースとQUICK企業価値研究所が発信するアナリストコメントを融合させた「レポートサービス」のこと。
「専門家の話や分析を知りたい」と思っている人におすすめのサービスです。
1日信用取引制度がお得
松井証券では1日信用取引制度がお得です。
そもそも信用取引とは、お金や株式の評価額を担保にして、証券会社から評価額の3.3倍までの取引ができる制度です。
一般的に信用取引のコストとしては、以下の3つが挙げられます。
- 売買手数料
- 金利
- 貸株料
少ない資金で多くの利益を得られる投資手法ですが、リスクが高いので中級者以上におすすめです。
松井証券の1日信用取引とは、返済期限が当日(デイトレード)専用の取引方法です。
1日信用取引では、どれだけ大きな金額の取引をしても売買手数料は無料です。
また、金利と貸株料は、1注文あたりの約定代金が100万円以上の場合には無料、100万円未満なら年率1.8%と決まっています。
つまり、松井証券ならデイトレードで1注文の約定金額が100万円以上であれば手数料無料で取り引きし放題となります。
普段からデイトレードを頻繁に利用している方に、松井証券はおすすめです。
松井証券の特徴|デメリット
ここまでは松井証券のメリットについて解説しました。
信用取引の手数料が無料であったり、投資信託の信託報酬の一部を投資家に還元するなど、手数料体系に力を入れていることが読み取れました。
ここでは松井証券のデメリットについて紹介します。
- 外国株の取り扱いがない
- 取引金額が大きいと手数料が割高になる
以下で詳しく解説します。
外国株の取り扱いがない
松井証券のデメリットとして、海外の個別銘柄や海外ETF(上場投資信託)の取り扱いがないことが挙げられます。
そのため、海外の株式やETFに投資したい方にとっては、松井証券は適していません。
とはいっても、投資信託では「eMAXIS Slim 全世界株式」や「eMAXIS Slim S&P500」など、海外株式に投資できるものはあるので、そこまで大きなデメリットにはならないでしょう。
もし、海外の株式やETFに積極的に投資をするのであれば、ネット証券の利用者数No.1であるSBI証券を併用として利用することをおすすめします。
SBI証券について詳しく知りたい方は、「SBI証券の評判」の記事を参考にしてください。
取引金額が大きいと手数料が割高になる
松井証券では、1日の約定代金が50万円までであれば手数料無料で取引できます。
しかし、50万円を超えると、ほかのネット証券と比べて手数料が割高になる傾向があります。
参考までにSBI証券と楽天証券の取引手数料と比較しましょう。
一日の約定代金 | SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 |
---|---|---|---|
50万円まで | 0円 | 0円 | 0円 |
100万円まで | 0円 | 0円 | 1,100円 |
200万円まで | 1,278円 | 2,200円 | 2,200円 |
SBI証券や楽天証券は約定代金が100万円まで取引手数料が無料ですが、松井証券では50万円から1,100円かかるので、多少割高になります。
ですが、松井証券は2021年5月から25歳以下(未成年含む)は無制限に手数料が無料というサービスを開始しました。
このサービスにより、松井証券の手数料体系は以下のようになります。
そのため、25歳以下の方や、年齢に関わらず50万円以下の取引がメインになる方は、手数料がデメリットとなることはありません。
松井証券の評判・口コミ
松井証券のメリット・デメリットについて紹介しました。
ただ、気になるのは実際に松井証券を利用している人の口コミではないでしょうか?
そこでここでは、松井証券の評判・口コミについてご紹介します。
今月のグローバルAIファンド(予想分配金)の分配金は500円でした!毎月コツコツ利確してくれるのでありがたいです! ちなみにアクティブファンドを保有するなら松井証券さんの『投信毎月現金還元サービス』がおすすめです。 実質的にアクティブファンドの信託報酬が下がりますよ。
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市場が空いてる日に休み取れたらデイトレしたいから松井証券開設してみた! 一日信用取引だと持越しはできないけど、1日に何回トレードしても手数料無料らしいからチャレンジする価値あり。
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松井証券のサポート、親切で丁寧。前回方に続き素晴らしい。何よりリモートサポートが秀逸。そそっかしい質問で大変お騒がせしました。
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松井証券の口コミをまとめると次の通りです。
- デイトレーダーにとって1日信用取引は強い味方
- 投資信託の手数料還元がありがたい
- 25歳以下は取引手数料がかからないのは大きなメリット
- サポートが丁寧
- サイトが見やすい
松井証券では、取引手数料の低さや、サービスやサポート態勢のの良さなどを評価する口コミが多くありました。
投資初心者の方には、投資信託をお得に購入できるサービスがあります。
また、デイトレードで生計を立てている方には、1日信用取引で売買手数料がかからないので、頻繁に取引をしやすくなります。
まだ証券口座をお持ちでない方は、これを機に松井証券で口座を開設しましょう。
松井証券が向いていている人
ここまでの松井証券の解説を踏まえて、松井証券が向いている人はどんな人なのでしょうか。
以下で解説します。
25歳以下の人
松井証券が向いているのは、25歳以下の投資家です。
というのも、25歳以下だと取引手数料が無料になるためです。
株式投資では「手数料負けすることがあるからいやだ」と牽制している人もいますが、25歳以下の方であれば、手数料負けすることはないため、安心して利用できます。
投資信託がメインの人
投資信託をメインに取引する人も松井証券に向いています。
というのも松井証券では、投資信託の保有金額に応じた現金・ポイントが毎月付与されるポイントプログラムがあるためです。
このポイントプログラムでは、投資信託を運用しているだけでキャッシュバックがもらえます。
また、メリットもでも紹介したように、毎月現金還元サービスも実施しており、信託報酬のうち最大で0.78%も還元されます。
個別銘柄よりも投資信託への投資をメインに行おうと考えている人に、松井証券はおすすめです。
投資に回す資金量があまりない人
投資に回す資金量があまりない初心者にも松井証券はおすすめです。
松井証券では、IPOの資金拘束が実際に当選されてからであったり、つみたてNISAを利用して毎月少額から積み立てて投資したりできます。
また、26歳以上の人でも1日の約定代金が50万円以下の場合は、手数料無料で取引できます。
そのため、投資に回すお金があまりない人には松井証券でがおすすめです。
松井証券が向いていない人
反対に松井証券が向いてない人はどんな人なのでしょうか。
以下で詳しく解説します。
外国株の投資をしたい人
デメリットのところでも解説したように、松井証券では外国株の個別銘柄やETFの取り扱いをしていません。
そのため、外国株の個別銘柄やETFの取引をメインに行いたいと考えている人は、松井証券が向いていません。
ただし、つみたてNISAを利用して投資信託で外国株に投資する方法もあります。
日本株式をメインに取引し、投資信託で外国株に投資しようと考えている方には向いています。
26歳以上で1日信用取引を利用しない人
松井証券の手数料体系でほかの証券会社よりも優れているところは、25歳以下の取引手数料が無料であることと、1日信用取引の取引手数料が無料であることです。
そのため、26歳以上で、1日信用取引(デイトレード)をしない方は松井証券は向いていないといえるでしょう。
松井証券のよくある質問
ここまでは松井証券の特徴や向いている人・向いていない人などを主に解説しました。
以下では松井証券に関するよくある質問にお答えします。
松井証券に口座開設キャンペーンはありますか?
現在松井証券では、新規口座開設をした人に向けて、以下のキャンペーンを実施しています。
抽選で毎月50名様に2,000ポイント当たる 入金デビューキャンペーン | 抽選で50名様に松井証券 2,000ポイントプレゼント | 2021年10月1日(金)~ 12月29日(水) |
つみたて金額の1%をポイント還元! つみたてNISA応援キャンペーン | つみたて金額の1%相当の ポイント還元 | 2021年9月1日(水)~ 2022年3月31日(木) |
つみたてデビュー応援! 総額1億円還元キャンペーン | 最大10万名に 現金1,000円プレゼント | ~2021年12月30日(木) |
新規デビュープログラム | 松井証券ポイント200ポイント | 2021年7月1日(木)~ 2022年6月30日(木) |
現金プレゼントは、総額1億円に達した時点で終了するため、口座開設をするか悩んでいる方はこの機会に口座開設してみてください。
証券口座は松井証券だけで十分ですか?
証券会社の用途は人それぞれ違うため、断言はできません。
ただ、少なくとも外国の個別銘柄やETFを取引したい方には、松井証券だけでは十分ではないといえます。
外国株の取り扱いが多いSBI証券や楽天証券などと併用しつつ、取引手数料が無料になることが多い松井証券を利用するのがおすすめです。
確定申告は必要ですか?
特定口座「源泉徴収あり」であれば、所得税と住民税の源泉徴収を証券会社が納税するため、原則確定申告は不要です。
ただし、以下のようなことに当てはまる場合は確定申告をしたほうが有利になることもあります。
- 一般口座や他の証券会社での取引と、損益を通算する場合
- 損失を翌年以降に繰り越す場合
- 譲渡損失と配当金等を損益通算する場合
これらの条件に当てはまる場合、税金が安くなるなどのメリットもありますので、確定申告をしたほうが良いでしょう。
松井証券のまとめ
今回は、松井証券で株式投資をするメリット・デメリットや松井証券が向いている人などについて解説してきました。
最後に、ここまで解説した内容をまとめてみました。
- 松井証券は100年以上の歴史がある証券会社
- 25歳以下の取引手数料が無料など手数料体系に力を入れている
- 外国株の取り扱いがないことに注意
- デイトレードをしている人や1日50万円以下の取引しかしない人におすすめ
松井証券は、創業100年を超えており、サポート体制が充実しています。
初めて証券会社の口座を開設する人に適した証券会社と言えます。