ノーロード投資信託とは?人気銘柄をランキング形式で紹介[インデックスファンド]
「ノーロード投資信託」は、投資信託を購入するときの手数料がかからないものを指します。
そもそも投資信託とは、投資家から資金を集め、ファンドマネージャーなど運用のプロが株式や債券などに投資をする仕組みとなっています。
投資家は少額(100円)から始められ、一つの投資信託に投資をするだけで運用のプロが複数銘柄に投資をしてくれるため、比較的低リスクで運用できることがメリットです。
運用のプロは投資家の代わりに投資先を分析し、投資をしてくれるので、手数料という形で報酬を支払っていることになります。
投資信託の手数料はいくつかありますが、ノーロード投資信託では購入手数料が無料になるので、コストを抑えて投資をしたい方に向いています。
この記事では、ノーロード投資信託の特徴や銘柄について解説します。
- ノーロード投資信託とは、購入手数料がかからない投資信託のこと
- ノーロード投資信託は100円から投資できる
- 日経平均株価やNYダウなどの指数に連動することが多いため、リスクは低いが大きなリターンは狙いづらい
- 安定した運用成果を残せることが多い
- ノーロード投資信託に投資するならLINE証券が使いやすい
ノーロード投資信託へ投資をするのであれば、LINE証券が使いやすいです。
今なら口座開設キャンペーンとして、簡単なクイズに正解すると3,000円分の株をゲットできるので、この機会にLINE証券の公式サイトをチェックしておきましょう。
ノーロード投資信託とは?
ノーロード投資信託とは、販売手数料(ロード/load)がかからない投資信託のことを指します。
まずは投資信託にかかる手数料から解説します。
投資信託にかかる手数料 | 内容 |
---|---|
販売手数料(購入手数料) | 投資家が投資信託を購入する際に販売会社に支払う手数料 |
信託報酬(運用管理費用) | ファンドの運用や管理にかかる諸費用として信託財産の中から負担する費用 |
信託財産留保額(信託財産留保金) | 投資信託を償還以外のタイミングで解約する場合に徴収される費用 |
ノーロード投資信託とは、上記の手数料のうち販売手数料(購入手数料)が無料になっている投資信託のことです。
販売手数料は証券会社などの販売会社がある程度自由に設定できるため、同一の商品でも、販売会社によって異なることに注意しましょう。
例えば銀行の窓口に行って投資信託を購入する場合は、ノーロード投資信託を取り扱っていないこともありますが、大手ネット証券だとノーロード投資信託を比較的購入しやすいです。
ちなみにノーロード投資信託だと日経平均株価やNYダウなどの指数に連動する「インデックスファンド」が多いことが特徴です。
運用会社が細かく投資先を選定するよりも手間がかからないため、販売手数料を無料にしているのです。
ノーロード投資信託の特徴
ノーロード投資信託の特徴は主に3つあります。
- 販売手数料が無料
- 比較的ローリスク
- 商品が多岐にわたるため、選択肢が多い
以下で詳しく解説します。
販売手数料が無料
ノーロード投資信託の特徴は、販売手数料が無料なことです。
販売手数料のかかる投資信託では、基準価額に対して1〜3%の手数料が発生するものもあります。
1~3%と聞くと、あまり大きくない数字のように感じますが、仮に100万円投資する場合、手数料だけで1~3万円を取られてしまうのです。
この手数料を高いと感じるかどうかは、投資パフォーマンス次第ですが、販売手数料がある時点で「マイナスからスタートする投資」になります。
インデックスファンドに投資する場合、手数料が高ければいいパフォーマンスを期待できるものでもないため、手数料は低いほうがいいと言えます。
そのため、購入手数料がかからないノーロード投資信託は初心者でも気軽に投資できるのです。
比較的ローリスク
ノーロード投資信託の2つ目の特徴は、比較的ローリスクな商品が多いところです。
はじめに解説したように、投資信託は複数の商品の詰合わせセットのようなもので、1つの投資信託へ投資するだけで、分散投資ができます。
そのため、1つの株式に集中投資をするよりもローリスクで安定した収益を見込めます。
特にノーロード投資信託では、日経平均株価やNYダウなどの大きな指数に連動している商品が多くなります。
反対にアクティブファンドと呼ばれる、プロの投資家が株式の選定を行い、頻繁に売買するファンドに投資をすると、ハイリスクになります。
また、アクティブファンドの方が、手数料が高く取られる傾向があるので、注意が必要です。
商品が多岐にわたるため、選択肢が多い
株式や債券、REITなどさまざまなタイプのノーロード投資信託があります。
株式100%の投資信託もあれば、すべて均等に投資できるように設定された投資信託もあります。
自分の年齢やリスク許容度などを考え、自分の投資方針に適したノーロード投資信託へ投資できるのが特徴です。
投資信託への投資は、各種の手数料が無料となっているLINE証券が使いやすいので、キャンペーン期間中にぜひ公式サイトをチェックしておきましょう。
ノーロード投資信託の人気銘柄
初心者が使いやすいノーロード投資信託を、基本情報と合わせて紹介します。
ちなみに以下の情報は2023年9月の情報となります。
内容が変更になっている可能性もあるため、実際に投資を行う際には、内容をよく確認してから投資を行いましょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
基準価額 | 20,405円 |
純資産 | 14,824.58億円 |
販売手数料 | なし |
信託報酬 (税込)/年 | 0.1144% |
信託財産留保額 | なし |
解約手数料 (税込) | なし |
購入できる証券会社 | LINE証券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券など |
運用方針 | 日本を含む先進国および新興国の株式等に投資し、 MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行う。 |
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は世界全体に投資をできるため、リスク分散ができます。
資本主義が続き、株式会社が今後も世界をリードすることを考えると、世界全体に投資をしておくことは大きなメリットになります。
こちらの投資信託では、仮に今後世界の中心企業が変わっていったとしても、ポートフォリオの中身を変動させて投資を続けることができます。
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
基準価額 | 21,715円 |
純資産 | 1,126,396百万円 |
販売手数料 | なし |
信託報酬 (税込)/年 | 0.0638% |
信託財産留保額 | なし |
解約手数料 (税込) | なし |
購入できる証券会社 | SBI証券、マネックス証券など |
運用方針 | S&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。 |
関連記事 | SBI・バンガード・S&P500の評判 |
ここ10年間ほど力強く成長しているのは「GAFAM(アップル・マイクロソフト・アマゾン・フェイスブック(現メタ)・アルファベット(Google))」の所在地であるアメリカです。
そんなアメリカが今後も成長することを期待して投資をするのであれば、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・バンガード・S&P500)」が使いやすいです。
こちらの投資信託は、アメリカを代表する企業の500社に分散投資ができます。
また、基準を満たさない会社は次々とS&P500からは脱落していき、勢いのある企業が入ってきます。
そのため、こちらの投資信託に投資をしていると、アメリカの調子のいい企業500社に分散投資ができるのです。
投資のソムリエ
基準価額 | 10,438円 |
純資産 | 4,636 億円 |
販売手数料 | なし |
信託報酬 (税込)/年 | 1.54% |
信託財産留保額 | なし |
解約手数料 (税込) | なし |
購入できる証券会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券など |
運用方針 | 複数のマザーファンドを通じて、 主に国内外の公社債、株式およびリートに投資し、 それぞれの配分比率を適宜変更する。 |
幅広い資産に投資をするのであれば、「投資ソムリエ」が使いやすいです。
債券や株式、REITに投資を行うことで、2020年に起こったコロナショックのように世界同時株安になったとしても、損失を防げるのでリスクが軽減されます。
ただ、リスクが低ければリターンも大きくならないのが投資の世界なので、大きなリターンを得られることはあまり期待できません。
ローリスクで預金をしているよりは投資に回したいという方が使いやすいです。
ひふみプラス
基準価額 | 53,774円 |
純資産 | 5405億6600万円 |
販売手数料 | なし |
信託報酬 (税込)/年 | 1.078% |
信託財産留保額 | 0.0055%(年率) |
解約手数料 (税込) | なし |
購入できる証券会社 | LINE証券、SBI証券、楽天証券、 マネックス証券、松井証券など |
運用方針 | 経済循環や経済構造の変化、経済の発展段階等を総合的に勘案し、 適切な株式市場を選び、定性・定量の両面から調査・分析を行い、 長期的に選別投資を行う。 |
関連記事 | ひふみプラスの評判 |
主に日本の企業に投資をしたい方は「ひふみプラス」が使いやすいです。
こちらの投資信託では、2012年の設定後、2018年に一度マイナス収益になっているものの、それ以外の年ではプラスで推移しています。
ひふみプラスは、今後の世界情勢の動きを読んで、今後成長が期待できる企業を選んで投資をしています。
今後も、経済を大きく揺るがすような出来事が起きたとしても、それに対応できる能力を持っている企業は成長し続けます。
そのような企業への投資をするひふみプラスでは、今後も長期的に成長し続ける可能性が高いと考えられます。
これらの銘柄にはLINE証券から投資できますので、まだ口座をお持ちでない方は是非この機会に公式サイトをチェックしておきましょう。
ノーロード投資信託の買い方
ここからは実際にノーロード投資信託の買い方について株式投資アプリランキングNo1の「LINE証券」を例にして解説します。
- LINE証券で口座を開設する
- 口座に入金する
- ノーロード投資信託の買い付けを行う
以下で詳しく解説します。
1.LINE証券で口座を開設する
ノーロード投資信託を購入するには、まずLINE証券で口座開設をする必要があります。
すでにLINEを利用している方は、3ステップで完結し、最短翌営業日から取引できます。
まずはQRコードを読みとり「エントリーして口座開設を申し込む」を選択します。
- 必要事項を入力
- 携帯番号の認証を行う
- 本人確認書類を提出する
これで申し込みは完了です。
申込みが完了したら、証券会社側のほうで審査が行われるので、連絡を待ちましょう。
2.口座に入金する
無事に審査に通過でき、口座の開設ができたら、LINE証券の口座内に投資用の資金を入れましょう。
メニューの右上にあるタブから入金をクリックすると、以下の3つの方法が入金方法として出てきます。
- LINE Payからの入金
- クイック入金
- 銀行振込で入金
LINE Payを普段から利用している方であれば、LINE Payからの入金でもいいですが、ここでは「クイック入金」が使いやすいです。
なぜならクイック入金では、原則として24時間入金手続きができ、即時入金されるためです。
1回目の入金は利用する銀行を選択する必要があるので、手間がかかってしまいます。
しかし、2回目以降は情報が保管・記録されているため、スムーズに入金できます。
毎回ATMまで行って口座に振込を行う「銀行振込」よりも手軽に入金できます。
「クイック入金」を行うためには、上記の銀行口座を保有しておく必要があるので、注意しましょう。
利用する銀行を選択し、入金額を決めたら「入金する」というタブを押して入金手続きは完了です。
3.ノーロード投資信託の買い付けを行う
口座に入金したら、ノーロード投資信託の買い付けを行いましょう。
LINE証券にログイン後、画面左上にある「銘柄を探す」を選択します。
「商品から探す」の投資信託を選択し、投資したい銘柄を探します。
購入する投資信託を決定したら、「購入手数料が0円になっているか」どうかは必ず確認してください。
また、運用手数料や特徴も確認し、問題がなければ、画面下にある「買う」か「つみたて」を選択します。
ノーロード投資信託を使った投資だと、購入手数料が負担にならないので、ドルコスト平均法で長期的に投資ができる「つみたて」が使いやすいです。
ドルコスト平均法については「ドルコスト平均法やり方を解説」の記事を参考にしてください。
つみたてを選択したら「毎月積み立てる金額」を設定します。
毎月積み立てることが大切なので、無理なく投資に回せる金額にしておきましょう。
投資金額の設定を行い、注文内容の確認をして注文は完了です。
手順がわかった方は、ぜひLINE証券の公式サイトをチェックしておきましょう。
LINE証券については、「LINE証券の評判」の記事で解説されておりますので是非ご参照ください。
ノーロード投資信託のよくある質問
ここまでで具体的な投資方法まで解説しました。
以下ではノーロード投資信託に関するよくある質問にお答えします。
ノーロード投資信託は手数料がかかりませんか?
ノーロード投資信託は「販売手数料のみ」が無料になります。
ただ、投資信託を使って投資をする場合は購入手数料の他に「信託報酬」「信託財産留保額」などの手数料がかかるので、注意してください。
手数料については「証券会社の手数料比較」の記事で詳しく解説しておりますので是非ご覧ください。
ノーロード投資信託に投資して利益が出た場合、税金はかかりますか?
ノーロード投資信託へ投資して利益が出た場合、売却益、配当益とも申告分離課税の対象となります。
税率は20.315%(所得税15.315%、住民税5%)です。
また配当益については、日本で課税される前にアメリカで10%の税率で源泉徴収されます。
なお、ノーロード投資信託ではつみたてNISAの対象になっているものも多くあります。
つみたてNISAでノーロード投資信託を購入したものについては、売却益・配当益とも国内では課税の対象外になります。
つみたてNISAについて詳しく知りたい方は、「つみたてNISAの始め方を解説」の記事を参考にしてください。
ノーロード投資信託のまとめ
この記事ではノーロード投資信託の特徴や銘柄について解説しました。
- ノーロード投資信託とは、購入手数料がかからない投資信託のこと
- ノーロード投資信託は100円などの少額から投資できる
- 日経平均株価やNYダウなどの指数に連動することが多いため、リスクは低いが大きなリターンは狙いづらい
- 安定した運用成果を残せることが多い
- ノーロード投資信託に投資するならLINE証券が使いやすい
ノーロード投資信託は購入手数料がかからないうえ、100円から投資できるので、投資初心者の方が使いやすいです。
少額から投資を始め、値動きに慣れていき、徐々に投資金額を増やしていくと良いでしょう。
ノーロード投資信託へ投資をするには証券口座が必要になります。
最初の証券会社をどうしたら良いのかわからない人は、LINE証券の公式サイトをチェックしておきましょう。
LINEアプリから取引できたり、取引中に専門用語の解説をしてくれるなど初めての方でも投資をできるようにサポートしてくれるためです。
ぜひこの機会にLINE証券の公式サイトをチェックしてみてください。