SBIネオモバイル証券の評判/口コミは?手数料やメリット・デメリットもあわせて解説【ネオモバ】

ネオモバ
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ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は、SBI証券とCCCマーケティングの共同出資で誕生した証券会社です。

主に若年層・投資初心者の方が資産形成に取り組めるように、SBIならではの商品・サービスの提供をしています

しかし、他の証券会社と比較して取扱銘柄が少なかったり、NISA枠を利用できなかったりとデメリットもあります。

今回は、SBIネオモバイル証券の概要や評判、メリット・デメリットについて解説します。

この記事の概要
  • ネオモバ(SBIネオモバイル証券)はSBI証券とCCCマーケティングの共同出資会社
  • Tポイントを使って株の購入ができる
  • 少額投資が可能
  • 外国株の投資ができない
  • 投資初心者の方にはLINE証券の方がおすすめ

SBIネオモバイル証券は米国株の取り扱いがなく、S株(単元未満株)の取引は約定タイミングが決めたれているなど、デメリットも目立つ証券会社です。

投資初心者の方が株式投資を始めるなら、現在勢いのあるLINE証券がおすすめ。

LINE証券は、米国株の取り扱いはないものの、投資信託を使って米国株や全世界株に投資できます

ネット証券業界最速で100万口座を達成するなど人気が高く、初心者の方を中心におすすめできますので、ぜひこの機会に口座開設してみてください。

目次

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)とは?

SBIネオモバイル-トップページ (1)
サービス名SBIネオモバイル証券
取扱銘柄上場株式国内ETF(国内上場投資信託)
REIT(不動産投資信託)
インフラファンド
取引手数料月額220円(税込)~
その他サービス住信SBIネット銀行から即時入金可能Tポイントを使った取引可能
公式サイトSBIネオモバイル証券公式サイト 

ネオモバでは、ファミリーマートなどを利用すると貯まる「Tポイント」を使って投資できます。

実際の現金を使うよりも、気軽に投資できるため、若年層や投資初心者の方を中心に利用者が増えています。

金融商品の取り扱い数は多くありませんが、比較的大きな利益を出しやすいIPOに対応していることが特徴。

SBIネオモバイル証券のIPOは1株単位で申し込みができるので、投資初心者の方でもおすすめです。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)の特徴|メリット

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)には、次のようなメリットがあります。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)のメリット
  • Tポイントを使って株式投資ができる
  • 少額投資ができる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

Tポイントを使って株式投資ができる

ネオモバの最大の特徴は、Tポイントを使って投資ができる点です。

投資を始めようとしているけど、最後の一歩を踏み出せない人の中には「投資をして損したくない」と考えている人もいるはずです。

しかし、ネオモバではTポイントを使って投資できるため、お小遣い感覚で気軽に投資を始められます。

1ポイントを1円として利用でき、株を購入して値上がったところで売却すると現金で利益を出せます。

つまり、Tポイントが利用できるところでしか効果を発揮しないTポイントを、投資に利用することで、間接的に現金に交換できるのです。

もちろん株の値上がり益だけでなく、株を保有していると「配当金」や「株主優待」などの特典をもらえることもあります。

少額投資ができる

少額投資ができるのもネオモバの特徴です。

通常の株式投資では、売買の最低単位(単元株数)が決まっており、日本株だと100株単位が基本となっています。

そのため、たとえばユニクロやGUを運営する「ファーストリテイリング(9983)」の株を、株価66,650円の時に購入する場合、株価66,650円×100株=6,665,000円が必要です。(各種手数料を除く)

このような状況があるため、「株式投資はお金をある程度ためてから行う必要がある」と認識している人も多くいると思います。

しかし、ネオモバではこの単元株数を1株とし、少額からの投資を可能にしています。

株価66,650円の時のファーストリテイリング(9983)なら66,500円、また銘柄の中には1株数百円で購入できるものもあります。

さらに、ネオモバではIPOも1株単位での申し込みが可能な「ひとかぶIPO」制度を実施中です。

IPOについて詳しく知りたい方は「IPOに当たらない理由」の記事を参考にしてください。

Tポイントは利用できないものの、少ない資金でIPOの抽選に参加できます。

短期間で比較的利益を出しやすいIPOにも、気軽に申し込みができるところもネオモバのメリットの一つです。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)の特徴|デメリット

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)には、次の4つのデメリットがあります。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)のデメリット
  • 取引をしなくても月額の利用料がかかる
  • NISAに対応していない
  • 単元未満株の約定タイミングが決まっている
  • 即時入金は住信SBIネット銀行のみ

それぞれのデメリットについて、詳しく確認していきましょう。

取引をしなくても月額の利用料がかかる

ネオモバの手数料は月額制となっており、月間の約定代金が50万円以下であれば月額220円(税込)で利用できます。

ただし、一度も取引をしない月だったとしても、月額の利用料は220円かかることに注意しましょう。

手数料が気になる方はLINE証券がおすすめです。

LINE証券では、業界最安値水準の手数料体系で、少額取引にも対応しています。

少額取引では手数料無料(別途スプレッドが必要)で利用できます。

もし余分な手数料を取られたくないという人がいれば、LINE証券の口座を開設しておくことがおすすめです。

NISAに対応していない

ネオモバは「NISA」に対応していません。

NISAとは少額投資非課税制度のことで、NISA口座で株式投資を行うと年間120万円・最大5年間は、株の売却益や配当金が非課税となります。

株の売却益や配当金には約20%の税金がかかるため、仮に100万円の利益があると20万円は税金として納める必要があります。

ネオモバは「NISA」には対応していないことも注意しましょう。

即時入金は住信SBIネット銀行のみ

ネオモバで即時入金ができるのは住信SBIネット銀行のみとなります。

即時入金をするメリットは振込手数料無料である点とほぼリアルで総合取引口座へ入金が反映させられる点です。

他の証券会社では即時入金できる銀行を複数持っていることも多くありますが、ネオモバでは住信SBIネット銀行のみです。

住信SBIネット銀行の口座を持っていなければ、まずは銀行口座の開設から行う必要があるので、注意しましょう。

LINE証券では以下の銀行で即時入金ができます。

即時入金可能な銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行
  • PayPay銀行
  • ゆうちょ銀行

どれか一つだけでも保有していれば新たに銀行口座を作成する必要はないので、便利です。

単元未満株の約定タイミングが決まっている

先ほど紹介した1株単位で購入できる単元未満株は、約定のタイミングが決まっています

通常の株式投資では購入したい時間に注文を出すので、ある程度は株価を見て判断できます。

しかし、ネオもバでは以下のように約定のタイミングが定められています。

注文する時間約定のタイミング
0:00〜7:00当日の前場始値
7:00〜13:30当日の後場始値
13:30〜24:00翌営業日の前場始値

約定のタイミングが決まっているため、デイトレードのように1日で何回も売買して利益を出す使い方はできないということになります。

ちなみに同じ少額投資でも、リアルタイム約定ができる証券会社にはLINE証券が挙げられます。

LINE証券では、夜の9時までリアルタイムで取引ができるため、日中は仕事で忙しい方でも家に帰って落ち着いて取引が可能です。

少額投資に関しては、「株の少額投資」「単元未満株とは」で詳しく解説しております。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)の評判・口コミ

ここまでネオモバのメリット・デメリットについて紹介しました。

ただ、気になるのは実際にネオモバを利用している人の口コミではないでしょうか?

そこでここでは、ネオモバの評判・口コミについてご紹介します。

少額投資をするならばSBIネオモバイル証券はかなりお勧めです。

手数料も少ない上に1株から買えるので気軽に投資ができ練習としても良いです。

迷っている人はとにかく一度始めてみるのが良いんじゃないかと思います。

Twitter

重い腰を上げてSBIネオモバイル証券を開設した。

メリットは以下

普通は100株からしか買えない日本株がネオモバなら1株から買える

手数料は220円/月かかるが付与されるTポイントで相殺されて実質20円/月

Twitter

ネオモバはNISAできないのがちょっとなぁ。

少額投資できるのになんかもったいない気がするよね。

Twitter

ネオモバの口コミをまとめると次の通りです。

ネオモバの口コミまとめ
  • 少額投資が便利
  • 手数料はかかるけど、200円分のTポイントが返ってきてありがたい
  • NISAが利用できなくて残念
  • Tポイントで投資できるので、気が楽

ネオもバでは、Tポイント投資ができること、少額投資ができることなどを評価する口コミが多く見られました。

投資初心者の方には、気軽に投資できるので特におすすめと言えるでしょう。

まだ証券口座をお持ちでない方は、これを機にネオモバの口座を開設してください。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)が向いていている人

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)が向いている人は次のような人です。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)が向いている人
  • Tポイントを普段から貯めている人
  • 少額から投資したい人
  • ロボアド投資をしたい人

それぞれの人について、詳しく解説します。

Tポイントを普段から貯めている人

ネオモバではTポイントを使って株式投資ができます。

普段からTポイントを貯めている方で、Tポイントの使い道に困っている人は、株式投資に利用することでポイントを無駄なく活用できます。

すぐに現金に交換することで、間接的にTポイントを現金化することも可能です。

1ポイント=1円で投資に利用できるため、ポイントが多くない人でもおすすめです。

少額から投資したい人

まとまった資金がなく、少額から投資したい人もネオモバは向いています

通常は100株単位での取引になりますが、ネオモバを利用すると1株単位での取引が可能になるためです。

有名企業でも数百円から買える株もあるため、お小遣いの範囲内での投資もできます。

Tポイントが多く貯まっている人だと、Tポイントだけで気になる株を購入できる可能性もあります。

損失を出してしまうのが怖い方でも、気軽にトライしやすいのがネオモバ大きな特徴です。

ロボアド投資をしたい人

ネオモバを利用していると、「WealthNavi (ウェルスナビ) for ネオモバ」というロボアド投資が利用できます。

ロボアド投資とは、投資先や資産配分などを全自動で資産運用するロボアドバイザーを使った投資のことを指します。

「WealthNavi for ネオモバ」は1万円から始められる上、積立投資も5,000円から運用できます。

海外ETFや金、米国REITなど幅広い投資先へ投資するため、分散投資の観点から日本株中心のネオモバと相性が良いですね。

「WealthNavi for ネオモバ」について詳しく知りたい方は「WealthNavi(ウェルスナビ)の評判」の記事を参考にしてください。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)が向いていない人

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)が向いていない人は、次のような人です。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)が向いていない人
  • 1ヶ月で1度も取引しない可能性がある人
  • NISAを使った取引をしたい人

それぞれについて、詳しく確認していきましょう。

1ヶ月で1度も取引しない可能性がある人

仕事が忙しくて、1ヶ月間投資のことを忘れて1度も取引をしない可能性がある人は、ネオモバはおすすめできません。

というのも、ネオモバは利用したかどうかに関わらず、月額220円(税込)以上の利用料金がかかるためです。

そのため取引頻度が極端に少ない方は、その都度手数料を支払う方が結果的に安くなることもあります。

例えばLINE証券では、業界最安値水準の取引手数料で、「いちかぶ投資」をするときは手数料がかかりません(別途スプレッドが必要)。

NISAを使った取引をしたい人

ネオモバではNISAの取り扱いをしていません。

そのためNISAを使って取引をしたい方は別の証券会社で口座を開設するべきでしょう。

NISAに対応した証券会社を知りたい方は「NISAとつみたてNISAの両方の違いを徹底比較」の記事を参考にしてください。

このようなデメリットが気になった方は、LINE証券がおすすめですので興味のある方は「LINE証券の評判」をご覧ください。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)のよくある質問

ここまではネオモバ(SBIネオモバイル証券)や向いている人・向いていない人などを主に解説しました。

以下でネオモバ(SBIネオモバイル証券)に関するよくある質問にお答えします。

ネオモバ限定Tポイントはどこでも使えますか?

毎月200ポイントもらえるネオモバ限定Tポイントは、どこでも使えるわけではありません。

SBIネオモバイル証券のみで使えるもので、株式の購入に充当できます

ただし、毎月のサービス利用料の支払いに充てることもはできないことに注意が必要です。

また、ネオモバ限定Tポイントには有効期限があり、「付与された月の翌月最終日」であることにも気をつけて利用しましょう。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)で投資して利益が出た場合、税金はかかりますか?

ネオモバで投資して利益が出た場合、売却益、配当益とも申告分離課税の対象となります。

税率は20.315%(所得税15.315%、住民税5%)です。

つみたてNISAやNISA口座で投資している場合は課税の対象になりませんが、ネオモバでは取り扱いをしていません。

そのため、ネオモバで投資をして利益が出ると上記の税率に沿った納税が必要となります。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)のまとめ

今回は、ネオモバで株式投資をするメリット・デメリットやネオモバが向いている人などについて解説してきました。

最後に、ここまで解説した内容をまとめてみました。

この記事のまとめ
  • ネオモバ(SBIネオモバイル証券)はSBI証券とCCCマーケティングの共同出資会社
  • Tポイントを使って株の購入ができる
  • 少額投資が可能
  • 外国株の投資ができない
  • 投資初心者の方にはLINE証券の方がおすすめ

ネオモバはTポイントを使って投資ができる点においては魅力的ですが、外国株に投資ができなかったり、単元未満株の約定タイミングが3回しかなかったりするなど、取引の幅は狭いのが特徴です。

今後取扱銘柄数が増えたり、約定タイミングが即時になったりすればさらに使いやすくなりますが、現状はLINE証券の方が多くに人にとっておすすめと言えるでしょう。

現在勢いのあるネット証券なので、まだ口座をお持ちでない方はぜひこの口座を開設しておきましょう。

この記事を書いた人

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